30日はアカゲラさんがお誘いくださり茨城県へと遠征。茨城をホームグラウンドとしてトンボを中心とした昆虫の撮影、調査研究とご活躍されている、梅里のデジタル博物館でお馴染みの梅里さんこと染谷さんに、水戸界隈のフィールドを案内していただいた。残念ながら現地の天気はあいにくの曇り空。午前中は国内最小として知られるハッチョウトンボが多産するという湿地に案内していただいた。
ハッチョウトンボ ♂(羽化直後)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
羽化殻は5mmほどで成虫の全長は20mm弱といった極小。どのくらい小さいのかというと...
キイトトンボ ♀
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
こちらはハッチョウトンボと一緒に見られたキイトトンボ。この貪欲ぶりを見せているキイトトンボに捕食されているのはハッチョウトンボ未成熟のオス。キイトトンボの半分の大きさとお分かりいただけたであろう。
都心部から1時間半という場所に羽化直後から未熟、成熟と入り混じる、おびただしい数のハッチョウトンボが発生している湿地環境があるとは思いもせず、先日の房総と同じくその素晴らしさに感銘を受けた。天気が良ければ午後を中心に交尾や産卵といった生殖活動が観察できるのだが、湿地の上空は分厚い雲におおわれており、期待もむなしく、残念ながらその活動ぶりを観ることは叶わず。ならばと、裏ワザを使って動かないハッチョウトンボに動いてもらった。
ハッチョウトンボ ♂(飛翔)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
裏ワザと言っても驚かして飛び上がらせ、次に静止するまでの間に置きピンでファインダーを覗きながらピントが会うか合わないかのところでシャッターを切る繰り返し。これはハッチョウトンボの習性を利用した撮影方である。正統派の方は真似されないようにお願いします。しかし、オスの赤い体色を写真で表現するのは難しく、特に腹部は色飽和をおこしてしまうほどに彩度が高い。そのあたりが悔やまれ、来年は羽化の撮影を含めて晴れた日に訪れてみたい。
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye
撮影日:6月30日
撮影地:茨城県央地域
ハッチョウトンボ ♂(羽化直後)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
羽化殻は5mmほどで成虫の全長は20mm弱といった極小。どのくらい小さいのかというと...
キイトトンボ ♀
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
こちらはハッチョウトンボと一緒に見られたキイトトンボ。この貪欲ぶりを見せているキイトトンボに捕食されているのはハッチョウトンボ未成熟のオス。キイトトンボの半分の大きさとお分かりいただけたであろう。
ハッチョウトンボ ♀
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
都心部から1時間半という場所に羽化直後から未熟、成熟と入り混じる、おびただしい数のハッチョウトンボが発生している湿地環境があるとは思いもせず、先日の房総と同じくその素晴らしさに感銘を受けた。天気が良ければ午後を中心に交尾や産卵といった生殖活動が観察できるのだが、湿地の上空は分厚い雲におおわれており、期待もむなしく、残念ながらその活動ぶりを観ることは叶わず。ならばと、裏ワザを使って動かないハッチョウトンボに動いてもらった。
ハッチョウトンボ ♂(飛翔)
D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
裏ワザと言っても驚かして飛び上がらせ、次に静止するまでの間に置きピンでファインダーを覗きながらピントが会うか合わないかのところでシャッターを切る繰り返し。これはハッチョウトンボの習性を利用した撮影方である。正統派の方は真似されないようにお願いします。しかし、オスの赤い体色を写真で表現するのは難しく、特に腹部は色飽和をおこしてしまうほどに彩度が高い。そのあたりが悔やまれ、来年は羽化の撮影を含めて晴れた日に訪れてみたい。
D80+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye
撮影日:6月30日
撮影地:茨城県央地域