東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

爽秋の沿岸部で

2021年11月09日 | いろいろ
この日は沿岸部のフィールド巡り。

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

秋の太陽光にかざされたススキの穂が美しい景観をみせてくれた。

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
子供の頃は近所の空き地や駐車場の片隅でも見られた秋の風物詩だったススキ。
でも、今や自然環境が維持された場所に訪れないと見られないのが残念に感じている。

秋の昆虫たちの活動は、まず日光浴からスタート。朝から陽当たりの良いエリアを探すと出会える。

キタテハ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

アカボシゴマダラ

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

オオカマキリ ♀

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

ハラビロカマキリ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
カマキリ達は環境色に溶け込んみながら、とことん日光浴、と言った時期を迎えている様子。

ハラビロカマキリ ♀

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
この先に産卵を控え張り裂けそうな腹部が目立っていたハラビロ。
カマキリの産卵は外敵の活動を懸念した夜間に行われることが多い。


ハラビロカマキリ(若齢幼虫)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
この時期にまさかの若齢幼虫って絶対ダメなやつでしょう。暖かい場所に産みつけられた卵鞘は孵化の時期を間違ってしまう例もしばしあるようだ。

コカマキリ ♀

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED
陽当たりの良い石垣をチェックするとコカマキリが日光浴の最中。

ホソミイトトンボ ♀(越冬型)

Nikon D810+AI AF-S Micro-Nikkor 60mm f/2.8D
今のところ沿岸部での産卵、羽化の確認は無く、何処で発生した個体が飛来しているのか謎。ただ、想像以上に飛翔性が高い種類だと感じている。この先、真冬の沿岸部で越冬個体の発見に期待したい。

撮影日:10月30日



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