LIFE IS GOOD! うろうろ人生旅日記

20代はいろんな国を歩き30代はサラリーマン。40で早期退職に手を挙げた。現在訪問69か国+1。只今バンコクで生活中。

アスワン到着

1993年02月23日 | アフリカ日記
2月23日 (火) アスワン 快晴 (KEYLANE HOTEL)

雲ひとつないアスワンに午前11時到着。

駅を出ると早速ホテルの客引きがよってくる。その中の一人がしつこく付いてくるので値段を聞いてやったらFiftyだというのでアホらしいという顔をしたら「NoNo Fifteen」といいなおしてきた。それでも高いのでこっちの希望を教えてやった。「FIVE!!」そしたらそれでOKだというのでここから歩いて5分というところに向かって歩いていたが遠いので文句行ったら車に乗せてくれた。

はじめエジプト人は歩くのが好きだなんていってたのに文句言うと昨日サッカーをして足が痛いから車にするなどとずいぶん調子にいい奴だ。アスワン駅からずいぶん遠いところにあるKEYLANE HOTELというところにつれてこられた。とても清潔そうな部屋だったのですったもんだの問答をえて8Pでないた。奴は3Pのチップを手にして消えていった。

アラブ人というのは本当よく分からない。ターレックや友人を見るといい奴ばかりで好感が持てるのだが、それ以外は以下に私をだまそうとしているかのごとく感じられる。お金の額はたいしたことないのだから少々使ってもいいのだが心が狭いのかそうもいかない。彼らの話しているアラビア語がすべて悪口に聞こえてしまうのだ。

1時過ぎカウンターで明日のアブシンベルツアーを予約してから散歩に出かける。ナイル川は美しくヌピア人たちものんびりしていてカイロで見かけるエジプト人より好感が持てた。スークを歩いた後、千葉からきたという学生とASWAN MOONというナイル川の上にあるレストランで虫のついたチキンと恐ろしくうまいグアバジュースを飲みながら落ち着いたひと時を景色とともに楽しんだ。

午後5時45分スピーカーから日没を知らせる声が流れるとともにその日のラマダンが終わり、人々は食事にありつくことになる。スークは一層賑やかになり夜中まで騒がしく、なかなか寝付けなかった。