糖尿病の人ががんで死亡する確率は、糖尿病でない人の3.1倍である(九州大学環境医学 清原裕教授 福岡県久山町での追跡調査)そうです。
糖尿病の高血糖ではがん遺伝子が発生しやすくなり、糖尿病で免疫能が低下していると、発生したがん細胞が生き延びやすくなります。さらに、がん細胞のエサであるブドウ糖ががたっぷり食べられるのでどんどん増殖します。 対応として糖質ゼロ食にすると、糖尿病でも高血糖になりませんし、高血糖によるがん細胞発生頻度が低くなります。たとえがん細胞が発生してもがん細胞のエサが少ないのでがんは成長できません。(釜池豊秋著 糖質ゼロの食事術)
がんをいくら切除しても、がんのできやすい体であったり、エサのブドウ糖がたくさん体にあれば、またがんは発生します。基本はがんにならないように、がんのエサが少ないように糖質制限食をすることがだいじだといわれています。
糖質を抑える食事は糖尿病対策だけでなく、がん予防食でもあります。薬や手術ではなくがんをコントロールする代替医療が注目され糖質を抑えた食事を取り入れています。