赤血球はヘモグロビンでできています。
90%がHb-Aoですが、これにグルコース(糖)が結合したものをHb-A1cといいます。
ヘモグロビンに糖がくっついたもの(糖化)がHb-A1cです。
普通はHb-A1cは4.3~5.8の範囲にありますが、高血糖の環境に置かれますと、Hb-Aoは糖により「糖化」されたHb-A1cが増えてきます。
このようにヘモグロビンは糖によって変性した(糖化)ヘモグロビンHb-A1cになります。
以上の内容を利用して、糖化したHb-A1cの数値を測定すれば、血管の中が高血糖であったか否かが判断できるのです。(糖尿病か否かの判定に使う)
まとめ
ヘモグロビン(蛋白質からできている)は糖により変性する。これを「糖化」といいます。
「糖化」とは蛋白質が変性してしまうことです。これを「老化」といいます。
ブドウ糖は人体の大部分を占めている「蛋白質」が変性(糖化)して老化していくのです。
今、抗糖化が注目されています。
糖質制限した食事の重要性のポイントは以上です。
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