きもの天国ブログ

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洗張り・端縫いのお話

2019-12-19 16:40:43 | 日記

 

端縫いが丁寧にされていないと、ゆのしをかけた時に生地に歪みが出ます。

洗張りの最終工程は、端縫いを解いてアイロンで歪みなど直すのですが、

歪みが少なければ仕事が捗りますので、丁寧な端縫いが大事という事になります。

当然のことですが、上手な洗張り屋に仕事を頼めば、仕立屋さんも助かります。

 

今回は羽織で説明します。

 

羽織の解きが出来たら、端縫いをします。

印のところがずれないように気を付けながら、

ロックミシンで直線部分は縫っていきます。

次に、肩空きのところを始末します。

3ミリから5ミリぐらいの間隔で纏っていきます。

纏り終わりは下のようになります。

 

身頃とマチ、袖口の関係でぴったり合わないことが、

多いのでここも纏って処理します。

 

 



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