きもの天国ブログ

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金加工のべた付きの処理方法

2019-09-19 17:47:08 | 日記

 

金箔加工は古くなると劣化してベタベタしてくることがあります。

一時的な処理方法ですので、長期間保管する場合は時々確認が必要です。

 

 

天瓜粉を使ってテルテル坊主のような「ぼんぼり」を作ります。

金加工の上にポンポンと叩いて天瓜粉を振りかけます。

そのあと、古いタオルで拭き取って終了です。

 

 

 


しみ抜き 1

2019-09-10 16:24:50 | 日記

 

 キハツで落ちるか、水性のシミか、

ある程度の判断はシミを見てわかるのですが、

このシミもキハツで簡単に動くと思いましたが、薄くなっただけでした。

残ったシミは、

水性の染み抜き剤を付けて、指先で叩くようにして取り除きます。

 




染め難のお話

2019-09-03 16:45:21 | 日記

 

私が業界に入ったのが、昭和40年ごろです。

糸目の下からはみ出した状態(→)を「潜る」と言うのですが、

手仕事だから当たり前で、「染め難」だと言う様なことはありませんでした。

 

これが染め難として扱われだしてから、

きものの高級化へ進んでいったような気がします。

彩色される人も、何反も一遍に染めることが難しくなりましたね。

難を分からなくする方法として金加工があるのですが、

この時代は販売をする方が先でした。



 

 


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