柄を置く位置に糸印を付けていきます。
柄の高さを見ながら、出来上がりをイメージして決めていきます。
後身頃の柄です。
上前の柄はこんな感じです。
専用のペンを使って、輪郭を手描きで仕上げて行きます。
金粉とバインダーを練っていきます。
満遍無く、丁寧に混ぜていきます。
混ぜ終わったら、一晩寝かせて馴染ませます。
刷り込み用に使うことが多いですが、筒書きにも使えます。
前回、しみを判らなくした名古屋帯です。
帯前にも一匹染めて完成です。
この後、準備ができたら、ヤフーオークションに出品します。
洋服などを入れる袋で作ります。
円錐形の紙筒を作って、巻き付けます。
セロテープで補強して、紙を抜いて、
適当なところでカットします。
金泥を流し込んで、
洩れないように、ここもセロテープで塞ぎます。
使い方はこちらから ↓
お太鼓の下部になりますが、シミで箔が焼けています。
しみ抜きでは落とせませんので、柄をおいて判らなくします。
シミの大半が隠れるように型を置きます。
柄(糸目)を置くだけで少し目立たなくなります。
彩色しますと、
ほぼ完璧に分からなくなります。
お太鼓部分になります。
セロテープの大きなものを「縁蓋」といいます。
不要な部分をカットしていきます。
縁蓋でおおったところには次の加工が入りません。
柄の上に型枠を置きます。
金泥を摺りこんだところです。
枠を外すと下のようになります。
縁蓋を取り除きます。
柄の部分には当たり前のことですが、金泥は入りません。
この後、髑髏とヤモリの彩色にかかります。
きもの塾
きもののシミ抜きと染色