セロハン型のもみじを使って、名古屋帯に染めました。
新髑髏柄の名古屋帯です。
髑髏の形もより本物に近いように変えました。
使っている染み抜き台が狭いので 、作り変えることにしました。
巾 90cm 奥行 約50cm
これがバキュームの吸い口になります。
知人にメッシュのステンレスを探していただきました。
円形にカットもしていただき、使いやすい形になりました。
作業台が広くなったので、染み抜きはしやすくなります。
セロハン型の作り方とカッティング方法は同じです。
重なり合う部分は丁寧にカットしてください。
下が出来上がりです。
加工する箇所に糊付けするのは前回と同じです。
黒地ですので、樹脂胡粉を柄全体に吹き付けます。
染めないところにカッテイングした型をはめ込み、
葉先を染めたところです。
軸と中心は青色にしてみました。
乾くのを待って、染めたところを型で伏せます。
こちらは赤紫と
緑に染めました。
セロハン型を外すと出来上がりです。
少し手の込んだ型の作り方です。
カッテイングは今までの方法と同じです。
裏側です。
カッティングが出来ました。
下地の樹脂胡粉を引かずに製作しております。
花の部分に赤を入れました。
乾いたら、花の部分を戻して、
次に移ります。
画像ではわかりにくいですが、藤色を入れております。
ここも乾いたら、型を戻して次にかかります。
型を
全て
取り外すと出来上がりです。
花がぼけていますので、修正します。
型を戻して、
もっと濃い色を入れてみました。
この後、花芯のところに金加工をして出来上がりです。
黒地には色がのりにくいので、樹脂胡粉で被膜を作ります。
模型用のエアブラシで充分間に合います。
何度か使用しておりますので判りにくいかもしれませんが、
左側が胡粉を使わずに加工したものです。
右が胡粉で下加工したものです。
どちらにも同じような色を使いましたが、
違いは分かっていただけると思います。
もちろん、胡粉を使わないという方法もありですよ。
まず、型の裏にスプレー糊を吹き付けます。
型を生地に丁寧に密着させます。
下仕事としてエアピースで、生地に胡粉の被膜を作ります。
生地が黒でない場合は必要ありません。
薄く樹脂胡粉がのっているのが分かると思います。
今回はエアブラシではなく筆で色を挿していきます。
葉先はオレンジ色にして、真ん中は青緑を入れてみました。
途中で型をめくったので、少し滲みましたが、ちょっとした味になってます。
これで、基本的な「型の作り方」と「型の使用方法」は終りです。
ネット上から、作りたい柄を探してください。
今回はもみじの柄を作ります。
正確にする必要はありません。
パソコンを使えない場合は、薄い紙をのせて縁取ってください。
下絵が出来たら、プリントまたはコピーしてください。
貼ってはがせるスプレー糊は必需品です。
下絵を手軽な大きさに切って、スプレー糊を吹き付け、
セロハン用紙に張り付けます。
少し乾かしてから、カッテイングに掛かります。
少々、はみ出しても構いません。
カットし終わったら、抜き取ります。
これで型は完成です。
どちらも、型として使うことができます。
使用方法は次回になります。