先 客
13日目-10月6日(日) 晴れ時々曇り
6時起床、今朝の車内の気温6度、シュラフ2枚重ねていても首回りが寒かったです。暖かかった北海道もいよいよ寒さがやって来たようです。いつものルーチンワークをこなし7時30分出発、この旅何回目かの道道88号線、途中の紅葉は何とも見事でした。よく渓谷のモミジは水と湿度などが色の発色に影響してキレイだといわれていますが、ここもよく見ると木々の間に小さな川が笹の間をうねるように流れています。そんな関係もあってこんな発色の紅葉になるのかなぁ、それにしても、林の中にポツリ、ポツリと見えるモミジの紅葉は何とも見事です。
「道道88号線」-1
ランキング参加中
さらに標高をあげていくと白樺の林にでましたが、こちらはもう少しかな、白樺の黄色い黄葉も風情があってなかなかです。
「道道88号線」-2
士幌町に入ると人家のそばに赤い実をたわわにつけた木がありました。
「赤い花実」-1
見かけたことがない木だったので車を停めて近づいてみると、てっきり赤い実だと思っていたのは何と何と実ではなく花でした。
(先日読者さんから山錦木の実ではとのコメントがありました。よく見ると花だと思った花弁みたいなヤツの中に赤い実が見えます、花ではなく実ですね、訂正で~す)
「赤い花実」-2
昨日探索した居辺川(おりべがわ)のポイントに行こうとして道道88号線から適当に畑の中をショートカットして走っていたら、初めての橋に出ました。
「居辺川」-1
上から覗いてみるとなかなかいい感じの川原が拡がっていましたのでちょこっとチェックしてみることにしました。
「居辺川」-2
いつもはもっと下流で探索しているんですが、やや上流ということで十勝石も少しゴツゴツしているようです。
「十勝石」-1
今日は天気がいいんでガラス質の十勝石はキラキラ輝いて探しやすいですね。
「十勝石」-2
そこそこ大きいものも、これ一部欠けていますがこの旅一番の大物でしたが、この石を取ろうとかがんだ時蜂に首筋を刺されてしまいました。いつもはタオルでがっちりガードしてなるべく皮膚の露出は避けているんですが、暑くてついついタオルを緩めていました。たぶん汗かなんかに反応して首筋のタオルに飛び込んできたようです。まぁ花マル蜂だったんで大したことはなかったんですが、それでも虫刺されの薬を塗って3日かぐらいチクチクしていました。アウトドアは野生動物にも注意なんですが、それ以外にも蜂やダニなどの虫にも要注意ですね。
「十勝石」-3
広い川原をウロウロ誰もいないと思っていたら先客がいました。同年輩の方で少しお話をしたら地元の「十勝石」探索のベテランの方でした。
「同業者」
いろいろお話を聞かせていただくと石を拾って研磨され、一部はアクセサリーとして委託販売もされているようです。
「玲瓏原石」-1
十勝石の中には花十勝、紅十勝、あるいはレインボーオブシディアン、玲瓏(れいろう)などと呼ばれる色付きの石があるそうで、それを探しているそうです。生成の過程で色んな他の成分が混じって黒以外の色になるようで、滅多になく希少性が高いようです。
「玲瓏原石」-2
私も話には聞いていたものの現物を見たことは一度もなかったのですが、この方がサンプルとして持参しているらしく見せて頂けることになりました。写真では色がいまいちキレイに写っていませんが、現物はもっと色がキレイでキラキラ輝いていました。
「玲瓏原石」-3
この方には十勝石のいろいろな探索スポットを教えていただきました。居辺川以外にも、音更川、芽登川、湧別川、今回は無理ですが次回チャンスがあれば行ってみたいと思います。今まではより大きいものをと探していたんですが今度は小さくても色付きのもの探しましょう。見分け方も教えて頂いたんですが、同じように見えてしまって難しいんですね。習得するには時間がかかりそうです。
「玲瓏原石」-4
さてお別れして下流の昨日目星をつけていたポイントに向かいます。到着して橋の上から川原の様子をうかがっていると、ここにも先客がいました。こちらの方は石狙いの方ではなくお魚狙いの方のようです。
「丹頂鶴」-1
丹頂鶴、どうやら「つがい」みたいです。
「丹頂鶴」-2
橋の上から100~150mぐらい離れていたでしょうか、三脚無しで撮影、コンデジとしてはまぁまぁでしょうか。casio ex-zr700 340㎜の威力発揮です。動いていますので動物撮影は本当に難しいです。
「丹頂鶴」-3
釧網線沿線では何度か見かけましたがこのエリアで初めて見ました。鶴って確か渡り鳥のはず、この時期ここにいるってことはたぶん留鳥ですね。
「丹頂鶴」-4
さて十勝石の方ですが、水が引いた後の所でそこそこ大きいのが見つかりました。
「十勝石」-4
そしてさきほど御教授頂いた玲瓏の方も探したんですが、こっちは見つかりませんでした。玲瓏は次回の課題といたしましょう。
「十勝石」-5
十勝石は十分見つかりましたので良さそうなのを5~6つ頂いて今夜のお宿に向かいます。
やって来たのはまたまたいつもの道の駅「虫類」です。
道の駅「虫類」-1
お目当てはここの野菜直売所なんですが、が、が、あちゃ~閉まっています、16時までなんですね、ちょっと遅刻してしまったようです。明日開くのを待ちましょう。
JA忠類直売所 菜の館ベジタ
9:00〜16:00、【火曜日】9:30〜13:00 定休日 水曜日 【4月下旬〜11月上旬のみ営業】
道の駅「虫類」-2
子連れのゾウさんがいますね。この奥のキャンプ場の駐車場も静かでいい車中泊スポットなんですが、今日は空いているみたいなんで道の駅の前にしましょう。
道の駅「虫類」-3
今日は川歩きをしましたんで道の駅の隣にあるナウマン温泉に入ります。
道の駅「虫類」-4
空いていると思ったんですがさすが車中泊の人気スポット、戻って見るとキャンピングカーやワンボックス、軽自動車が結構駐車しています。まぁそれでも5~6割ですね。
道の駅「虫類」-5
今日は玲瓏、そして丹頂鶴を見ることが出来ていい感じの一日でした。道の駅の真ん前ということでWifiもOK、明日の天気とルートをチェックして2重のシュラフに潜り込みました。でっかいナウマン象さんが見張ってくれているようですので安心です。虫類の夜が静かに更けていきました。
13日目の行程
13日目の走行距離 159km(道の駅おんねゆ温泉 ⇒ 道の駅虫類) 累積走行距離 3,119km
次回に続く
ランキング参加中
13日目-10月6日(日) 晴れ時々曇り
6時起床、今朝の車内の気温6度、シュラフ2枚重ねていても首回りが寒かったです。暖かかった北海道もいよいよ寒さがやって来たようです。いつものルーチンワークをこなし7時30分出発、この旅何回目かの道道88号線、途中の紅葉は何とも見事でした。よく渓谷のモミジは水と湿度などが色の発色に影響してキレイだといわれていますが、ここもよく見ると木々の間に小さな川が笹の間をうねるように流れています。そんな関係もあってこんな発色の紅葉になるのかなぁ、それにしても、林の中にポツリ、ポツリと見えるモミジの紅葉は何とも見事です。
「道道88号線」-1
ランキング参加中
さらに標高をあげていくと白樺の林にでましたが、こちらはもう少しかな、白樺の黄色い黄葉も風情があってなかなかです。
「道道88号線」-2
士幌町に入ると人家のそばに赤い実をたわわにつけた木がありました。
「赤い
見かけたことがない木だったので車を停めて近づいてみると、てっきり赤い実だと思っていたのは何と何と実ではなく花でした。
(先日読者さんから山錦木の実ではとのコメントがありました。よく見ると花だと思った花弁みたいなヤツの中に赤い実が見えます、花ではなく実ですね、訂正で~す)
「赤い
昨日探索した居辺川(おりべがわ)のポイントに行こうとして道道88号線から適当に畑の中をショートカットして走っていたら、初めての橋に出ました。
「居辺川」-1
上から覗いてみるとなかなかいい感じの川原が拡がっていましたのでちょこっとチェックしてみることにしました。
「居辺川」-2
いつもはもっと下流で探索しているんですが、やや上流ということで十勝石も少しゴツゴツしているようです。
「十勝石」-1
今日は天気がいいんでガラス質の十勝石はキラキラ輝いて探しやすいですね。
「十勝石」-2
そこそこ大きいものも、これ一部欠けていますがこの旅一番の大物でしたが、この石を取ろうとかがんだ時蜂に首筋を刺されてしまいました。いつもはタオルでがっちりガードしてなるべく皮膚の露出は避けているんですが、暑くてついついタオルを緩めていました。たぶん汗かなんかに反応して首筋のタオルに飛び込んできたようです。まぁ花マル蜂だったんで大したことはなかったんですが、それでも虫刺されの薬を塗って3日かぐらいチクチクしていました。アウトドアは野生動物にも注意なんですが、それ以外にも蜂やダニなどの虫にも要注意ですね。
「十勝石」-3
広い川原をウロウロ誰もいないと思っていたら先客がいました。同年輩の方で少しお話をしたら地元の「十勝石」探索のベテランの方でした。
「同業者」
いろいろお話を聞かせていただくと石を拾って研磨され、一部はアクセサリーとして委託販売もされているようです。
「玲瓏原石」-1
十勝石の中には花十勝、紅十勝、あるいはレインボーオブシディアン、玲瓏(れいろう)などと呼ばれる色付きの石があるそうで、それを探しているそうです。生成の過程で色んな他の成分が混じって黒以外の色になるようで、滅多になく希少性が高いようです。
「玲瓏原石」-2
私も話には聞いていたものの現物を見たことは一度もなかったのですが、この方がサンプルとして持参しているらしく見せて頂けることになりました。写真では色がいまいちキレイに写っていませんが、現物はもっと色がキレイでキラキラ輝いていました。
「玲瓏原石」-3
この方には十勝石のいろいろな探索スポットを教えていただきました。居辺川以外にも、音更川、芽登川、湧別川、今回は無理ですが次回チャンスがあれば行ってみたいと思います。今まではより大きいものをと探していたんですが今度は小さくても色付きのもの探しましょう。見分け方も教えて頂いたんですが、同じように見えてしまって難しいんですね。習得するには時間がかかりそうです。
「玲瓏原石」-4
さてお別れして下流の昨日目星をつけていたポイントに向かいます。到着して橋の上から川原の様子をうかがっていると、ここにも先客がいました。こちらの方は石狙いの方ではなくお魚狙いの方のようです。
「丹頂鶴」-1
丹頂鶴、どうやら「つがい」みたいです。
「丹頂鶴」-2
橋の上から100~150mぐらい離れていたでしょうか、三脚無しで撮影、コンデジとしてはまぁまぁでしょうか。casio ex-zr700 340㎜の威力発揮です。動いていますので動物撮影は本当に難しいです。
「丹頂鶴」-3
釧網線沿線では何度か見かけましたがこのエリアで初めて見ました。鶴って確か渡り鳥のはず、この時期ここにいるってことはたぶん留鳥ですね。
「丹頂鶴」-4
さて十勝石の方ですが、水が引いた後の所でそこそこ大きいのが見つかりました。
「十勝石」-4
そしてさきほど御教授頂いた玲瓏の方も探したんですが、こっちは見つかりませんでした。玲瓏は次回の課題といたしましょう。
「十勝石」-5
十勝石は十分見つかりましたので良さそうなのを5~6つ頂いて今夜のお宿に向かいます。
やって来たのはまたまたいつもの道の駅「虫類」です。
道の駅「虫類」-1
お目当てはここの野菜直売所なんですが、が、が、あちゃ~閉まっています、16時までなんですね、ちょっと遅刻してしまったようです。明日開くのを待ちましょう。
JA忠類直売所 菜の館ベジタ
9:00〜16:00、【火曜日】9:30〜13:00 定休日 水曜日 【4月下旬〜11月上旬のみ営業】
道の駅「虫類」-2
子連れのゾウさんがいますね。この奥のキャンプ場の駐車場も静かでいい車中泊スポットなんですが、今日は空いているみたいなんで道の駅の前にしましょう。
道の駅「虫類」-3
今日は川歩きをしましたんで道の駅の隣にあるナウマン温泉に入ります。
道の駅「虫類」-4
空いていると思ったんですがさすが車中泊の人気スポット、戻って見るとキャンピングカーやワンボックス、軽自動車が結構駐車しています。まぁそれでも5~6割ですね。
道の駅「虫類」-5
今日は玲瓏、そして丹頂鶴を見ることが出来ていい感じの一日でした。道の駅の真ん前ということでWifiもOK、明日の天気とルートをチェックして2重のシュラフに潜り込みました。でっかいナウマン象さんが見張ってくれているようですので安心です。虫類の夜が静かに更けていきました。
13日目の行程
13日目の走行距離 159km(道の駅おんねゆ温泉 ⇒ 道の駅虫類) 累積走行距離 3,119km
次回に続く
ランキング参加中
車中泊の旅色々参考にさせていただいてます
ほぼ同じころ北海道にいたようです
私は9月21日夜舞鶴から小樽にわたり10月7日帰ってきました
同じルート廻ったりしてるので懐かしさやこんなとこもあったんだ行ったらよかったと思いながらブログ読まさせていただいています
また来年行こうと思いますので色々と参考にさせていただきます
宜しくお願いします
私は毎年ほぼ同じ時期に車中泊の節約旅で北海道を旅しています。
石拾いが主なんで毎回同じようなルートに、加えて観光成分ゼロなんで参考になりますかどうか
わかりませんが、どうぞよろしく。
読んでいただきありがとございます、ではでは。
北東北に住んでいる爺ぃです。私も退職したら北海道、車中泊の旅を夢見ていたのですが…一度も行けぬまま、
何と11年の月日が流れていました。
本日の記事中の「赤い花」-1&2 ですが、『山錦木』の実ではないかと思います。
似たような実に《マユミ》もありますが…マユミは幹や枝に
ハネが付いたりします。付かない木もありますが、
ざっくり塊って実が小ぶりなので、山錦木の実に似ていますね!
花だと思っていた花弁みたいなやつをさらによく見ると中に赤い実がありました。
調べてみるとマユミも錦木もニシキギ科ニシキギ属で見わけがなかなか難しいみたいですね。
あっ、そうそう車中泊の旅ですけど最初は土日に
1泊ないし2泊程度で隣県の道の駅あたりでスタートするといいかもです、余計なことですけど。
ありがとうございました。ではでは。