北海道車中泊の旅(2023年‐21)千軒石と羆の恐怖

　10月 2日(日) 曇り一時雨
4時00分起床、所用が出来てしまい旅を中断して明日３日のフェリーに乗らなければなりませんので、北海道で残された時間はあと1日半、港までの移動時間もありますので実質1日です。さてさて何をしましょうか。予定していたのは国縫メノウ、花石メノウ、八雲ジャスパー、知内川の千軒石などの探石ですが、全部は到底出来ません。一つがいいとこ、ここまでメノウ系はいくつか採取出来ましたので、最後は千軒石の探石をすることにします。...

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道の駅ニセコビュープラザを6時出発、羊蹄山は最後まで顔を見せてくれませんでした、残念。

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朝方は小雨が降っていましたが途中から降ったりやんだり、あらっ虹が、吉兆かな。

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あ～でもまた雨です。ここから知内町まで約200㎞、下道ではちょっとキツイです。普段高速道路は乗らないんですがスクランブルですので今日は高速でワープします。黒松内ICで道央道に乗り函館を目指します。

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途中から陽が射して来ました。終点の大沼公園ICで道央道を降り函館に進みます。

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函館市内からは無料の函館江差自動車道に乗り、9時過ぎに道の駅きこないに到着、休憩です。

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ここで先日小清水で買ったベアスプレーをチェック、あれっちょっと小さい感じです。

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以前のと比べてみましょう、やっぱ小さいです。噴射距離も古いのは10m、今回のは9.5m、値段が安かったのかなぁ、まぁいいでしょう。

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千軒石
知内川10時到着、早速川原に移動です。

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ここは鹿の群れの水飲み場のようです。無数の足跡があります。

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浅瀬を渡って反対側の川原に、いつもの探石ポイントです。

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鈴、笛、ICレコーダー、爆竹そしてベアスプレーといつものクマよけ道具をフル動員して探石開始です。

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赤千軒かなと思ったら違うようです。

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これは小さいけどいい感じです。

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もう一捻り欲しいとこですがまぁいいでしょう。

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羆の恐怖
時間がないのでさあっと一回り見て次の場所に移動です。

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こっちは過去いい石に出会えた場所ですので、期待大です。

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でも川原に足を入れるとこんなのが、これはキツネとか鹿の足跡ではなく間違いなく例のヤツの足跡です。私は狩猟とかの経験は全くないので素人なんですが、これは何か新しい感じがします。今日の朝あたり、思わず周辺を見回します。

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そして爆竹を取り出し着火です。

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大丈夫かなと思い少し上流の方に行くと、あちゃ～またまたありました。こっちは先ほどよりはっきりしています。もうダメ探石どころではありません。戻ります。ここはあいにく川原までのアプローチが150mぐらいあって長いんですよ。爆竹は先ほどのところで使い切ってしまいましたのでありません。仕方ないので鈴を鳴らし笛を目いっぱい吹き周囲をキョロキョロ注視しながら何とか戻って来ました。かなりドキドキ、ふうっ～疲れました。今回の探石はこれを含めていろいろありましたがこれで終了、トラブルなく終われて良かったです。
(ちなみに10月下旬ごろ消防士と大学生が襲われた大千軒岳登山道は、ここから6～7㎞奥です。羆のオスの一日の移動距離は50㎞にも及ぶといわれていますので、登山道や林道沿いに餌を求めて川を行ったり来たりしていた可能性は大です。そう思うと背筋がゾクッとします。)

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時間は11時すぎ、ここからお土産を買うために日本海側の江刺まで約50㎞移動します。枝幸のセイコマでいつもの100円パスタと100円おにぎりを購入、付近の公園で昼食です。

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そして隣の厚沢部町に、いつもの道の駅あっさぶでお土産のお買い物です。

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ちょうどジャガイモの収穫時期のようでいろんなジャガイモが置いてあります。北海小金、北あかり、洞爺、メイクィーン、男爵、アンデスレッドいろいろあります。

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そんな中「デストロイヤー」、これ見たことがありません。これにしましょう。そのほか豆などを購入しました。

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何もお土産を買うのにここまで来る必要はないんですが、いつも来ていると自然に足が向いてしまいます。帰り道の日本海、荒れて白波が立っています。

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廃線になった江差線の鉄橋、もう何度も撮っているんですがついシャッターを押してしまいます。

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そして木古内に、ちょうど新幹線きましたのでパチリです。でも防音壁があるのを忘れていました。撮れたのは上部の一部だけ、新幹線は上からに限ります。

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道の駅きこないに戻り、お土産の追加購入です。

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売り場はそんなに広くはありませんが、北海道の有名どころのお菓子類は揃っています。

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明日のフェリーは8時10分発ですので、ここで買えるのは助かります。

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そうは行っても購入したのは3個だけ、これでミッション完了です。

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いつも停める場所に駐車、あちこち散らばっているのを整理して今日は早めに車に潜り込みます。今回の旅は予定よりちょっぴり短くなってしまいましたがいろいろありました。そして最後は羆の恐怖まで味わさせて頂きました。道の駅きこないはいさりび鉄道の目覚まし付きです。明日の朝はいさりび鉄道の貨物列車のガタンゴトンという音が起こしてくれるはず、そんな道の駅きこないの夜が静かに更けて行きました。


20日目 「道の駅ニセコビュープラザ」⇒「道の駅きこない」 386km 計3,962㎞

北海道車中泊の旅(2023年‐1) 出発　
北海道車中泊の旅(2023年‐2) 東北移動
北海道車中泊の旅(2023年‐3) 北海道上陸
北海道車中泊の旅(2023年‐4) いつもの場所へ
北海道車中泊の旅(2023年‐5) 神居古潭石
北海道車中泊の旅(2023年‐6) 神居古潭石Ⅱ
北海道車中泊の旅(2023年‐7) 望来メノウ
北海道車中泊の旅(2023年‐8)) 2匹目のドジョウ
北海道車中泊の旅(2023年‐9) サンダーストーム
北海道車中泊の旅(2023年‐10) 枝幸メノウ
北海道車中泊の旅(2023年‐11) 湧別川の
北海道車中泊の旅(2023年‐12) 置戸十勝石
北海道車中泊の旅(2023年‐13) オッカバケの輝き
北海道車中泊の旅(2023年‐14) 白いハマナス
北海道車中泊の旅(2023年‐15) 丹頂鶴と紅十勝
北海道車中泊の旅(2023年‐16) 置戸銀？とシロハヤブサ
北海道車中泊の旅(2023年‐17) 上士幌の輝き
北海道車中泊の旅(2023年‐18) 上士幌の輝きⅡ
北海道車中泊の旅(2023年‐19) 道南へ移動
北海道車中泊の旅(2023年‐20)古平海岸と豊浜海岸のメノウ