春一番を見つけた
まだ、春一番のヤルゴイが咲いているとは思わないから殺伐とした
山腹をゲルに向かって下っている・・ヤルゴイが二輪咲いていました
紫の可憐な蕾と一輪の花! 心の中でやった!
下馬して丁寧に写真に収めた
愛馬の走りが今一と久しぶりの乗馬は膝と下半身の筋肉には苦痛!
途中から近道をしてゲルへ向かう・・馬には二重の苦痛だったかも
でも愛馬も10か月ぶりの鞍付けだろう・・走りを忘れている
馬も日常から乗っていないとタダの駄馬!
右足をただただ蹴躓く仕草ばかり
背骨を見ると長い間、鞍を付けていない
厳寒期の間、枯草ばかり食わされて健康状態はいいが筋肉が落ちている
目のいい爺さん
モンゴルでは縁起のいい植物で、これを手を使わずに花弁だけを食べると
一年間、風邪を引かないと言われている
爺さんも昔、やれと言われたが馬・牛・羊じゃ有るましやれるはずがない
現地人に・・じゃ!お前さんたちはやるのかと逆質問すると
おいらは風邪など引かないから関係ないという・・やれと無理強いすると
なんだかんだと言い訳ばかりしてやらなかった
でもモンゴル人は迷信深く仏教的だから人の見ていない処じゃ
何しているか分からない・・這い蹲って食べている可能性大!
走れない愛馬
10か月ぶりのご対面!元気にしていたようで何より
昨年は痩せて死ぬんじゃないかと思われたが今年は
餌の豊富な山奥で過ごしたのか肋骨が見えないから一安心
グレーは厳寒期、使役に使わなかったようである
捕まえるのに一苦労
随分と馬を預かっているようだ
モンゴルでは馬を捕獲する方法が4種類ぐらい有る
日本や米国・西欧の様に馬小屋で管理していないから捕獲するのが大変
①柵に入れて捕獲する方法
②捕獲棒で一頭だけ捕獲する方法
③投げ縄で捕まえる方法
④餌で誘き寄せ捕獲する方法
これは泥棒対策でもある!
モンゴルじゃ人になついた馬は生き延びられない
爺さんは他人の馬を簡単に捕まえたりするが
これを見ると牧民は嫌な顔をする
でも見知らぬ人が餌や声だけで他人の馬を捕まえるのは
特殊能力者じゃなきゃできない
馬が余程、腹を空かしているか馬が騙されるほど扱いなれた人か
以前、捕まえた馬と顔見知りでなきゃ捕まらない
弟馬も健在
右の顔だけ写っているのが弟馬
一昨年、鞍付けしてレースに出した弟馬
面が愛馬によく似た馬である
元気そのもの!
柵に入れられたが暴れて飛び出してきたところ
春は散髪時期
起用に散髪しています
毎年、春先には鬣が伸びた分だけ刈り取りひもを作るようである
切った髪は袋に入れて集めていた、
普段は切り取った髪はその場に捨てているが今年はどうした事か
袋に保管している、預かり馬がいるので依頼主に渡すのか
昨日は歩くと痛いわ痛いわで鞍に跨っていただけなのに筋肉痛
10か月のブランクは矢張り筋肉痛という事になる
グレーは散髪していた馬を私に準備していたようである
愛馬が走らないのを知っていたようである
でも愛馬との乗馬が最高である・・
走る走らないじゃない
一緒にいる時間が大切なのである
ブラッシングでダニを二匹撃退(潰した)
顎で皮膚に食らいつくと離れない・・
無理に引っ張ると体だけ引きちぎれてしまう
顎は皮膚にくっ付いたままになる・・恐怖のダニ