馬とモンゴル

乗馬によるモンゴル大自然の四季と牧民生活の折々を日記風に

都市計画無視の住宅建設

2016-10-25 14:13:20 | 住宅事情

概念無き欲望の首都

久しぶり太陽の橋(日本政府ODA援助)を渋滞で渡る
要するにノロノロ運転だからデジカメで写せた

 

今年最初の午後に屋外0度の表示を写す

午後の時間でも現在-6度を表示している

先週だったか
首都中心とロシア・中国横断鉄道に挟まれたモンゴル首都の話
馬と蛮刀と強弓時代に作った首都が今も現存している

自然の要塞を利用した完璧な首都作り(2000m級の連峰と一級河川で)
しかし、人口の少ない国で経済発展が見込まれない国の哀れ

要塞都市が経済を阻止し発展を妨害している
有るのは共産主義でがんじがらめに教育された利己主義思想だけの権力者たち

今、首都交通渋滞が日常生活に深刻な経済発展を巻き起こしている
都市計画におけるインフラ整備の重要性や生活基盤の確保等が抜け落ちている

国つくりの中心者である人たちの教育不足が原因である

空き地は金の成る木

   

これはモンゴルに限った話ではない、日本とて似たような話はゴロゴロしている
田園調布・成城・柿の木坂等の住宅地でも同じような事が言える

開発に遅れを取った土地ほど経済が発展し機械技術の進歩で高級住宅地化される
田園調布(渋沢栄一設計)も多摩川と環状八号線の隙間に僅かな西洋都市化を具現化した
今じゃ高齢化と区割り・生活条例でゴーストタウン化してしまっている

成城も柿の木坂、駒沢・深沢地区は強盗慶太(東急五島慶太)西武の堤康次郎も
二の足を踏んだ土地が戦後日本の高級住宅街として残った

モンゴルでも首都から鉄道を挟んだハーンオール地区は浮浪者と産業地帯だった
要するに住居には適さない最悪の地区として開発から取り残されていた

そこへ日本政府ODA援助で最貧地区のツムルザムに『太陽の橋』が建設された
そこで俄かに使われなかった広大な敷地が一握りの権力者たちの財産つくりに利用された

これこそ太陽の橋は金の成る木となった(都市計画の一環)

しかし、首都には横断鉄道を行き来できる高架橋は現在、三本箇所しか建設されていない
札幌ロータリー・太陽の橋・平和橋の三箇所(一ヶ所東側にスキーリゾート場所に有る)

後、踏切が三か所・高架下の車道が二箇所である
これで百万都市の交通網を賄っている(車は50万台から60万台あるのではないか)

新たに出来上がった高層集合住宅には大よその見当で2万人の人口地になる
その6割が自家用車を所有するのではないか1万2千台の車が増える訳である

これが入居者が完了したら太陽の橋・平和橋等を利用して都心へ通勤する
現在でも渋滞が激しい太陽の橋は動かなくなることが予想される

橋を渡り切ると昔の儘の狭い生活道路しかない
そこには歩道一つ挟んで集合住宅が密集している

そこも住民の大半は自家用車を利用して通勤・通学に利用している
全ての車が生活場所から本道への割り込みで渋滞している

海外援助の先に

 下に見える産業道路も日本ODAの援助道路

今更、ツマラヌ話をしてもなんの解決にもならないが海外援助は
権力者の懐を潤しただけで国の為になっていない

これはモンゴルだけの話じゃない、アフリカ・アジアだって
世界中で行われている開発途上国の話に全て合致する

国民無視の政策が今日のアフガン・中東・東南アジア等で起きている
世界紛争の現実であるのは間違いない

そこに冷戦時代のロシア・中国と米国はじめ自由諸国の資源確保の
経済戦争が今の世界の現実である

カオスの国

  

今、中国のリーダー二人が毛と鄧の亡霊戦争と騒いでいる
日本では石田聖美と揶揄されている次の党首候補たち

興味のある方は百科事典でも引いて調べると面白い

21世紀という政治も教育も道徳も成熟した時代にカオス?
世界は団塊世代の若者が中心となった時代である

若者世代とか老後世代という時代じゃない
世界中が見えぬお金に振り回されているカオスの世界である

そんな最先端国でリポートしている私は幸せモンである

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