どちらの家が寒いか!
日本の家事情!(昔編)
田舎でも現在の日本家屋は床・壁・窓・天上も断熱仕様で密閉性が万全な為、コタツ・
ストーブを燃焼していると一酸化炭素中毒で事故が起きるほど寒さ対策が施されている
しかし、私ら団塊世代が子供の頃の家屋は隙間風が当たり前の家屋だった、
どんなに立派な総檜作りの家でも、高床式で床下は湿度を無くす為、風抜けの穴が開き
畳の下には取り外し自由の杉材が畳み分だけ嵌め込まれていた、
壁は矢張り杉板と真竹を半分にした物を格子にし棕櫚縄で編み赤土・稲藁・海草を混ぜ
土壁を塗り込む、仕上げは海鼠塗りですか白壁にしたり色々!
縁側は雨戸と廊下・室内との仕切りは障子が一般的!部屋の仕切りは襖であった。
時には正目板戸・杉板戸の家も有った・・これが一般庶民の家の作りであった
夏涼しく!冬寒いのが日本家屋の特徴で、親は夏休み中に一度、畳み干しをする
この時、冬の寒さ対策で杉板と畳みの間に新聞紙を敷くのが慣例だった
私の皮膚は敏感で冷たい風が何処から室内に入ってくるか突き止める嫌な皮膚をしていた
手の平や皮膚をセンサーのように壁の割れ目や畳の隙間に当てると冷機が飛び出してくるのを突き止めた、冷気の場所が分ると眠れなくなりよく風を引いて学校を休んでいた
それ程、日本の家屋は隙間だらけの家屋で寒かった!
モンゴルの家事情!現代編)
一応、首都の住宅事情は日本の断熱住宅と変わりありません、私が言う住宅は郊外編
写真表紙は夏仕様のゲルである、円形のゲルに巻く羊毛で作ったフェルトを巻きつける
夏用は薄てで土に面している部分は風通しをよくするため20cm程、捲り上げている
屋根には暖房と炊飯用の煙突を立てるので天窓が開いている、零下の真冬でも天窓は
煙突をつけていればフェルトが燃えない程度で開けている、地上から天窓まで2m50cmは有るから簡単・小まめに開け閉めはしない、南向きの入り口も隙間を塞ぐ工夫はしているが
マイナス30度以上の世界では風がドンドン入り込んでくる、草原の家族は厳寒期だけ
入り口部分だけL字の通路小屋を作り寒さ対策をしている家族が一般的!寒さが違う!
床は円形に工作した床材が置かれその上にゲルを立てる、冬用の壁フェルトは厚みの
フェルトと風を防ぐビニールを巻きその上に夏用のフェルトを巻きつける、
地面とゲルの面は土で土嚢状態にし風や寒さを防ぐ役割をする、これでモンゴル人は
安心してマイナス30度以上の寒さを乗り切るのである、
しかし、日本人の私は何度かマイナス30度の時に草原でゲル体験をしたが、一晩中
薪を焚いて室内をプラス30度くらいにすれば高鼾で眠れるが、一旦、火が消えると
一分もしないうちに外気温度と同じ温度に室内がなるので眠れたものではない
私は身体が寒さを感じると尿意をもようし外で用足しして戻ってきてベッドに入ると
途端に尿意を感じ五分もしないうちにまた、外で小用をするということを朝まで続ける
私も気の毒な人間だったが、ゲストハウスの主人や奥さんが翌朝、笑い転げていた
私が思うには赤ちゃんの時から鍛えなければあの寒さには勝てない!
モンゴル国の簡単概要
モンゴル国出身の若者が日本の国技である大相撲で活躍をしている。
現在、両横綱である白鵬関・鶴竜関を筆頭に多くの関取が頑張っている!
モンゴルの国土は日本の約4・5倍の広さで国民総人口は300万人に満たない人口
白鵬の父親は1968年メキシコ・オリンピックのレスリングで銀メダルを獲得した
モンゴルの英雄であり、モンゴル相撲の大横綱でもある。
また、鶴竜の父親も有能な国立大学の教授である。
モンゴル国は多くの国に大使館を置いて中央アジアでリーダーシップを発揮している
立派な国家である事を知ってもらいたい。
そんな若者が日本で活躍している国です、モンゴル国と日本の友好の為によろしく!
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