昔から
一昨日は必要ない物を3時間も眺め続けて楽しかった!想像するだけで楽しかった
これが現実的になると大変な事が勃発する、でも心配なくそんな相手もいないのだから
想像するだけでは一銭も金が掛からない!でも爺さんは何しにデパートへ行ったのか!
答えは写真の品である、キッチンの水場が最低限必要なだけだったのだ!
子供の頃から爺さんは痴呆症だった気がする、母親が夕餉の一品にサラダを作ってくれる
子沢山の貧乏家族!せめてサラダに子供が喜ぶ果物でも入れて食べさせようと母は考える
でもあいにく我が家に果物などない、悪いけど近くの駄菓子屋へリンゴを買ってきてくれ
ないかと頼まれる!そこは頭脳明晰な爺さんだった、ハイよと返事はいい!
しかし、母親は私の頭脳明晰を知り抜いている、はるちゃん国光リンゴよ!
蜜柑の缶詰は駄目よ!国光リンゴだからね!お金を握り締め一目散に駄菓子屋へ
リンゴ・リンゴ・リンゴ・リンゴを買わなきゃ!念仏を唱えながら小走りに・・・
其処へ運悪く近所のオバサンがはるちゃん何処に行くの!買い物・・・これがよくない
念仏の題目を忘れてしもうた!あの意地悪な婆さんが声を掛けてこなきゃ!
忌々しい邪悪なオバサン!私は駄菓子屋へ何を買いに行くのか分らなくなった
家へ戻るには遠過ぎる、駄菓子屋が目に入る距離まで来ている・・何だっけ蜜柑・リンゴ?
母親の暗示にまんまと引っかかってしまった!リンゴじゃなく買ってはいけない蜜柑の缶詰が
頭から離れない!何故だ!心配性の母親は何時も私に目的だけを言うのだけではない
目的以外の事を何時も言う!蜜柑を買ってはいけないなど余分な事である
人の脳は一つの目的事を二つ言われるとどちらかなのか判断に迷いを生じる
私は買ってはいけない蜜柑の缶詰を誇らしげに買ってくる!
これは一人で生活している現在でも頻繁に起きる!デパートへ行くと色々な物が目に
飛び込んでくる、醤油やサラダ油を購入する為だけにデパートへ行ったのだが
関係ない売り場へ行く、通りすがりの棚に並べられている美味しい菓子やケーキ・
クッキーを見ていると食べたくなる。
そこでケーキやクッキーを購入すると醤油と油を買うのを忘れてしまう、家に戻って思い出す!
あッいけねぇ!醤油と油買うの忘れた!まァーいいか・・明日にするか
美味しいケーキを口に入れる瞬間の喜びは最高である
今回も既製品のキッチンを購入するのを諦め!ハンドメイドにする事にした
ようするにDo it yourselfで手作りキッチンを作る事にした!四分の一で作れる
どうせ爺さんは365日休みなのだ!
自宅でコツコツ手作りのキッチンを作る事にしたのだ!