競馬マニアの1人ケイバ談義

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2010年産キャロット募集馬第一印象

2011年07月21日 | Weblog
2010年産キャロット新規募集馬の予定リストが発表されました。ちなみに、例年だったら、ここから5頭前後名前が消え、その分、別の名前が追加されます。

さて、このリストを見てすぐに1つの馬名に目が止まりました。モンローブロンド2010、牝馬。当馬の母も、1つ上の姉ビキニブロンドも、金子馬(金子真人ホールディングス所有の馬)です。
私は一口馬主同様POGにも熱を入れてます。私がPOGで馬を選ぶとき、まずは金子馬から詮索します。そのせいで、このようなリストを見ると、どうしても金子馬に目が止まってしまうのです。

前述したように、モンローブロンド2010の母も1つ上の姉も金子馬です。母の1つ下の妹ルミナスポイントは、サンデーR所属でした。その1つ下の弟ヴァイスハイトはキャロット馬。その1つ下の弟ノットアローンは金子馬。その1つ下の弟ランフォルセはキャロット馬。その1つ下の妹ライツェントはキャロット馬。さらにその1つ下の弟ノーザンリバーは、林正道氏所有です。この兄弟姉妹、金子馬かキャロット馬になる確率が高いようです。
金子氏の馬はかなりの確率で走ります。クラシックでもよく見かけます。それを考えると、走る馬は金子氏へ、走らない馬はキャロットへと考えてしまいますが、実際はどうなんでしょう? 該当馬の勝ち星の数を列記してみましょう。

モンローブロンド(金子馬) 4勝
ルミナスポイント(サンデーR) 5勝
ヴァイスハイト(キャロット) 2勝
ノットアローン(金子馬) 3勝
ランフォルセ(キャロット) 7勝(現役)
ライツェント(キャロット) 0勝
ノーザンリバー(林正道) 3勝(現役)

唯一のハズレだったライツェントはキャロット馬でしたが、別にキャロットに回ってきたから走らない、金子氏に回ってきたから走るとゆー法則はないようです。それを考えると、モンローブロンド2010は十分買えます。
ただ、モンローブロンド2010にはもう1つネガティブな面があります。それは父。当馬の父はシンボリクリスエスなのです。

我が一口愛馬には3頭シンクリの仔がいます。アマルフィターナとリーアノンとディアデラバンデラ。
このうち4歳のアマルフィターナは、1つ勝ち星を挙げています。3歳のリーアノンはまだ勝ち上がってません。もう未勝利戦が終わってしまう時期ですが、今故障中で間に合わない可能性が大です。ディアデラバンデラは2歳馬でまだ1戦しか消化してませんが、そのレースはあまりにもひどい無気力競馬でした。思い出してみれば、リーアノンもかなり無気力な競走馬です。

最近シンクリの種牡馬としての価値がガタ落ちになってます。当然それは成績が振るわないためです。が、はたしてそれは本当なのでしょうか? ちょっと今年の成績を調べてみました。
7月18日付JRA種牡馬リーディング、獲得賞金部門6位、勝ち数部門7位。これはまあまあってところ。勝率は0.218。これは前述の獲得賞金部門ベスト10に入ってる馬の中では、下から2番目。ちょっと物足りないですが、許容範囲でしょう。
でも、晩成型でクラシック路線には無縁、重賞戦線でもイマイチなのは確かなようです。しかし、別にPOGで選ぶ馬ではありません。生涯3勝もすれば成功と言える一口馬主です。血統的に考えたら、モンローブロンド2010は3勝以上挙げられるんじゃないかと思ってます。よって私は、選ぶ方向です。
ただ、選ぶファクターはまだ2つあります。金額と厩舎です。3勝も挙げれば成功と言っても、高額だったら、成功度合いもイマイチになります。1口40,000円、いや、1口45,000円をボーダーラインとしましょう。また、一口馬主差別の体質がある厩舎は絶対避けたいですね。

さて、長々とモンローブロンド2010の話をしてきましたが、実はもう1頭目に止まった牝馬がいます。ショアー2010です。当馬の1つ上の兄エックスマークも金子馬で、父も同じディープインパクト。こちらは1口70,000~80,000円でしょうか? こちらも厩舎を見て最終判断します。

最後に、母馬優先権を持ってるディアデラノビア2010ですが、1つ上の兄、ディアデラバンデラの初戦敗退のショックは、今でも強烈に覚えてます。もちろん、ディアデラバンデラの失敗はまだ確定してません。ただ、最近ディアデラノビアの母馬としての価値に疑問が湧いてきました。名牝、必ずしも名母馬に非ず。どこかで見限る必要があるのかもしれません。
でも、ディアデラノビア2010は女の子。しかも父はシンクリではなく、キングカメハメハ。募集金額は1口75,000~90,000円ってところでしょうか? この金額なら、もう1回乗ってみたい気もあります。