先日東海道と中原街道が交差してる地点をさぐりました。そのとき国道1号線相模貨物駅前の交差点に小桜川が埋まってると書きました。あれのついでです。小桜川とはどんな川なのか、ちょっと調べてみました。
まずは小桜川はどこにあるのか、それを示しましょう。

地図の下の方に青い「ノ」がありますね。これが小桜川です。実は小桜川の大半は、現在暗渠です。一方昭和30年代後半に撮影された航空写真では、まだ暗渠になってなかったようです。

青鉛筆でなぞった部分が小桜川です。この時代は人の手が入ってたらしく、直線になってますね。両側が田んぼになってるところを見ると、この時代の小桜川は農業用水路になってたようです。ちなみに、現在この部分は秦野街道(県道62号線)になってます。現在暗渠になった小桜川は、秦野街道の真下を流れてると推測できますね。
さらに明治19年制作の地図では

青くなぞった線がこの時代の小桜川です。昭和30年代後半の航空写真の小桜川とはかなり違った場所を流れていたようです。明治の地図にも平塚と大磯(当時は高麗村)の境界線が書いてあります。わかりやすくするために、ペンで実線を引いてます。
小桜川と境界線が途中合致してますね。その合致してる部分と東海道が交差してる部分が現在の古花水橋交差点です。
現在の市町境界線がある部分の写真を貼りましょう。

「大磯町」と書かれた標識がありますが、実際の市町境界線はもうちょっと手前です。かつてここに小桜川が流れていたようです。現在はこの写真の先の相模貨物駅前の交差点に小桜川が埋まってます。
それでは現地で撮影してきた写真を貼って説明しましょうか。まずは小桜川河口の写真、A地点です。

現在ここには水門があります。
近くに寄ってみます。B地点です。

写真に小桜川という標識があり、そこに平塚市の文字がありますね。冒頭の地図を見てもらえればわかりますが、実はこの部分は大磯町。この写真の手前には道路があり、その道路が平塚市と大磯町の境界線になってます。
フェンスの隙間からカメラのレンズを差し入れて撮影しました。

コンクリートでふたがしてありました。ある意味ここも暗渠のようです。
さらに進むと川面が見えてきました。C地点です。

ここは小桜川が見える数少ない場所です。しかし、かなり深いですねぇ。後述の暗渠の水を流すために、思いっきり浚渫(しゅんせつ)したのかな?
さらに進むと、こんな光景が。D地点です。

大きな穴が2つ。小桜川はここから暗渠になります。
行数多くなったので、続きは次回へ。
まずは小桜川はどこにあるのか、それを示しましょう。

地図の下の方に青い「ノ」がありますね。これが小桜川です。実は小桜川の大半は、現在暗渠です。一方昭和30年代後半に撮影された航空写真では、まだ暗渠になってなかったようです。

青鉛筆でなぞった部分が小桜川です。この時代は人の手が入ってたらしく、直線になってますね。両側が田んぼになってるところを見ると、この時代の小桜川は農業用水路になってたようです。ちなみに、現在この部分は秦野街道(県道62号線)になってます。現在暗渠になった小桜川は、秦野街道の真下を流れてると推測できますね。
さらに明治19年制作の地図では

青くなぞった線がこの時代の小桜川です。昭和30年代後半の航空写真の小桜川とはかなり違った場所を流れていたようです。明治の地図にも平塚と大磯(当時は高麗村)の境界線が書いてあります。わかりやすくするために、ペンで実線を引いてます。
小桜川と境界線が途中合致してますね。その合致してる部分と東海道が交差してる部分が現在の古花水橋交差点です。
現在の市町境界線がある部分の写真を貼りましょう。

「大磯町」と書かれた標識がありますが、実際の市町境界線はもうちょっと手前です。かつてここに小桜川が流れていたようです。現在はこの写真の先の相模貨物駅前の交差点に小桜川が埋まってます。
それでは現地で撮影してきた写真を貼って説明しましょうか。まずは小桜川河口の写真、A地点です。

現在ここには水門があります。
近くに寄ってみます。B地点です。

写真に小桜川という標識があり、そこに平塚市の文字がありますね。冒頭の地図を見てもらえればわかりますが、実はこの部分は大磯町。この写真の手前には道路があり、その道路が平塚市と大磯町の境界線になってます。
フェンスの隙間からカメラのレンズを差し入れて撮影しました。

コンクリートでふたがしてありました。ある意味ここも暗渠のようです。
さらに進むと川面が見えてきました。C地点です。

ここは小桜川が見える数少ない場所です。しかし、かなり深いですねぇ。後述の暗渠の水を流すために、思いっきり浚渫(しゅんせつ)したのかな?
さらに進むと、こんな光景が。D地点です。

大きな穴が2つ。小桜川はここから暗渠になります。
行数多くなったので、続きは次回へ。