数日前のメモ『新型コロナウイルス』/『クラスタ-追跡の重要性』/NHK『瀬戸際の攻防』で書いた、『厚生労働省対策推進本部クラスター対策班の「COVID-19への対策の概念」』などから、今回の『新型コロナウイルス』が、なぜこんなに『見えずに感染が拡大』するのか学びなおしてみる事とした。
今回の『新型コロナウイルス』は、このメモのどこかで書いたが『SARSの様な強攻撃性がない』ので、『攻撃者をすぐに致死させない』事が『見えない感染』として拡大させるとの事であったが、「COVID-19への対策の概念」に概念的な『図』が出ていた。
(「COVID-19への対策の概念」から借用)
このSARSの場合、重症化から致死へ至る事が多く、発症後亡くなった方を追えば、その接触者が判り、感染源まで特定出来た事も資料に示されていた
これが、今回の『新型コロナウイルス』の場合は、上記のピラミッド図の通り、感染しても底辺の『無症候者』が圧倒的に多いのが、感染を拡大させている最大原因である事があらためて理解できた。
これを作成された押谷先生も『手ごわいウイルス』『巧妙なウイルス』と説明されていた。
この『ピラミッド図』をマスコミ等で報道すれば、もっと多くの方に、今回の『ウイルス感染が拡散する』事を簡単に理解していただけるのかもしれない。
そして、この後の資料で感染ルートが追いかけにくい事も説明されていた。
初期段階で『PCR検査』で感染者をある程度追えるが、『無症候感染者』が増えてくると『PCR』検査能力にも限界があり、感染ルートが追えなくなり『爆発的感染』を引き起こす可能性が出てくる事も書かれていた。
+*+**
前メモで『PCR検査』の拡充と『感染ルート』を追う必要がある事を残し、これら対応のキーである『保健所』がパンク寸前と書いたが、
今日の日経新聞(NET)でも
『クラスター追跡に遅れ 感染拡大、保健所パンクの危機』 との記事が載せられており、
保健所の業務範囲の広さ、多忙さが紹介されていた。
(日経記事より借用)
この記事では
『保健所が一時期より半減となり、担当者の負荷が増大している』
『疫学会等が人的サポート』 との記載もあった。
これらより・・先のメモの通り
この保健所業務を『多能化』し『サポート』する事が
『新型コロナ』へ打ち勝つ近道 ・・と改めて感じた
関連記事
『検体回収や経路追跡に奔走 コロナに向き合う保健師』では
保健所の保険師さんのご活躍も紹介されており、重要なお仕事を改めて知った。
+*+***
これまでのメモで『PCR検査拡充』での課題事項などを書き加えたが
PCR検査数を増すと、感染者を管理する『保健所』の業務も増加し個々の充実を合わせて行う必要がある事も理解できた。
『PCR専用外来』や『ドライブスルー方式』で『PCR検査』を進める場合、『保健所』との『連携』も重要となるが、保健所業務を各都道府県へ引き上げ『一元化した保健所』『**県感染症管理センター(仮)』などでの対応が必要なのかもしれない。
後手後手とならない組織作りが必要であるが、基本は『危機管理』であり、最終目的は『感染拡大抑止』という事を最終目的を忘れないように進めて頂きたいものである。
<参考資料>
ネットで見つけた資料。
『人-人感染』 アメリカにおられる日本人のお医者さん作成
今回の『新型コロナウイルス』は、このメモのどこかで書いたが『SARSの様な強攻撃性がない』ので、『攻撃者をすぐに致死させない』事が『見えない感染』として拡大させるとの事であったが、「COVID-19への対策の概念」に概念的な『図』が出ていた。
(「COVID-19への対策の概念」から借用)
このSARSの場合、重症化から致死へ至る事が多く、発症後亡くなった方を追えば、その接触者が判り、感染源まで特定出来た事も資料に示されていた
これが、今回の『新型コロナウイルス』の場合は、上記のピラミッド図の通り、感染しても底辺の『無症候者』が圧倒的に多いのが、感染を拡大させている最大原因である事があらためて理解できた。
これを作成された押谷先生も『手ごわいウイルス』『巧妙なウイルス』と説明されていた。
この『ピラミッド図』をマスコミ等で報道すれば、もっと多くの方に、今回の『ウイルス感染が拡散する』事を簡単に理解していただけるのかもしれない。
そして、この後の資料で感染ルートが追いかけにくい事も説明されていた。
初期段階で『PCR検査』で感染者をある程度追えるが、『無症候感染者』が増えてくると『PCR』検査能力にも限界があり、感染ルートが追えなくなり『爆発的感染』を引き起こす可能性が出てくる事も書かれていた。
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前メモで『PCR検査』の拡充と『感染ルート』を追う必要がある事を残し、これら対応のキーである『保健所』がパンク寸前と書いたが、
今日の日経新聞(NET)でも
『クラスター追跡に遅れ 感染拡大、保健所パンクの危機』 との記事が載せられており、
保健所の業務範囲の広さ、多忙さが紹介されていた。
(日経記事より借用)
この記事では
『保健所が一時期より半減となり、担当者の負荷が増大している』
『疫学会等が人的サポート』 との記載もあった。
これらより・・先のメモの通り
この保健所業務を『多能化』し『サポート』する事が
『新型コロナ』へ打ち勝つ近道 ・・と改めて感じた
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『検体回収や経路追跡に奔走 コロナに向き合う保健師』では
保健所の保険師さんのご活躍も紹介されており、重要なお仕事を改めて知った。
+*+***
これまでのメモで『PCR検査拡充』での課題事項などを書き加えたが
PCR検査数を増すと、感染者を管理する『保健所』の業務も増加し個々の充実を合わせて行う必要がある事も理解できた。
『PCR専用外来』や『ドライブスルー方式』で『PCR検査』を進める場合、『保健所』との『連携』も重要となるが、保健所業務を各都道府県へ引き上げ『一元化した保健所』『**県感染症管理センター(仮)』などでの対応が必要なのかもしれない。
後手後手とならない組織作りが必要であるが、基本は『危機管理』であり、最終目的は『感染拡大抑止』という事を最終目的を忘れないように進めて頂きたいものである。
<参考資料>
ネットで見つけた資料。
『人-人感染』 アメリカにおられる日本人のお医者さん作成