日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『とことん・・』の続き

2024-10-07 12:41:06 | 日記
しばらく『MEMO帳』の更新が、とんでしまった。
明日から、今年の『ノーベル賞・授賞者』が発表されると、テレビでは報道があり。一方、新聞やネット記事では、もう日本から、受賞者が出ないのでは。その原因は・・・などの記事も見かけ、色々と要因分析もなされているが・・・
一昨日の東京新聞記事『日本人のノーベル賞ラッシュは期待できる? 「20世紀の遺産」頼みはもうできず…』では、『「注目論文数」が急落』との解析もあり・・・
先の『MEMO』に残した、『とことん』という事を、今一度、『日本』として考えないと、『ノーベル賞』はさることながら、飯の種となる『世界へ売れる物』すら、生み出せなくなっていくのではなかろうかという気持ちが、ますます強まった。

この『とことん』に関して、ここ1ヶ月、色々なご意見を頂いたが・・・
ある方から、『老兵、再出陣』が、必要なのでは・・例えば『ベンチャー支持』『教育現場・再構築』などで、時間は無駄かもしれないが、もっと『WAIGAYA』を行い、『老兵』が『賑わい意見(参考意見)』を提言する事で、若手の『気づき』。『物の見方への切り口』を進め、ここからの『Why・What力』というものを、『会得』させ、『とことん』まで展開・・ こんな事も必要なのでは・・・との、具体例も・・
たしかに、『ニトリの家電・開発』ではないが、『市場・Wants』を探り切れず・目標を失いかけた『大手家電メーカー』から、思いの強い『家電人材』や『Old Engineer』達をたくさん集め、『トコトン』を突き詰める事で、本当に欲している『商品』へ繋げており・・・このような『とことん・スパイラル』。『とことん仕事をしてみたい』(『いい物を作りたい』『売れそうなものを作りたい』)という『技術者願望』と、『とことん・やってもらいたい。』そして『とことん・売れる商品』を『とことん早く』という、連鎖を作らないと・・本当に『日本』は沈没してしまうような気がしている。

別の方からは・・『中国・トコトン失敗』との感想も頂いた。
今、中国が、色々な面で失敗し始めているのは、この『MEMO』のどこかでも残したが、『経済成長』の『原動力』となった『模倣ビジネス』の『減退』。これを成就させるための、『トコトン物まね』。そして『とことん安価』という事が、一段落してしまったためではなかろうかとの事である。
たしかに、『日本』での『トコトン阻害』が『働き方改革』の様な『政策』が要因とすれば・・中国では『共産党政権支配』での『規制』が、この『トコトン』に蓋をしてしまっている可能性もある。
飛んできたご意見の中には、『働き方改革』が『働かなくてもいい改革』と、誤解しているのではとの厳しい言葉もあったが・・・
中国での『規制』とは少し異なるが・・安易な『政策』は、岸先生の『ゆるくなっている』『ゆるくしている』を助長し、『物事の本質』を極める、物の本質を見て見たいという、『探求』『探究』という事すら忘れさせてしまっているような気もする・・

過去、『染料』を研究していた同期からは・・いまでは『ブラック』かもしれないが、ドイツの染料メーカーと開発競争する中で、最終製品を仕上げるため、『1週間・工場から出なかった』。『とことん』やるためには『寝食を忘れる』ような事も必要であり、自分の目で『現象』を追いかけないと・・新しい物は生まれなかった・・との事も、昔懐かしいい話が、再び飛んできたが・・『とことん研究をしてみたい』と『とことん・やってもらう』という、管理社員のサポートがあっての事だったような気もしている。

ノーベル賞を取られた、京都大学の山中先生が、久しぶりにテレビに出演されていたが、研究所長という『管理』を外れ、いまは『実験の虫』。『研究が楽しい』と話されており、『とことん』と言うためには、このような『雑業務』をいかに排除するかも重要なのかもしれない。『研究費用』を生み出すためには、綿密な『研究計画』を立て、『予算』を分捕るための、莫大な『労力』が必要であり、特に、大学が『独立行政法人』となり、この中での『管理・事務』という事が『悪影響』している・・との様なことも、過去の番組で話されていた記憶があるが、『トコトン』という『環境』を、どうすれば得られるのかが・・・これからの『技術成長』の課題であろう。

ただ・・・一つ言えることは、『とことん・・』の始まりは・・『興味』である
山中先生もそうであるが・・『なぜ・どうして』『Why・What』が芽生えないと、スタートしない。
この『MEMO』の中でも、何度か書いてきた、『AIに先を越されない』事が、重要そうである。
最近では『論文』も仕上げてくれるようであるが・・
『なぜ、この研究に取り組んだのか』は、人の『思い』である
この『想像』から『創造』した『プロセス』を決めるのも、『AI』ではないはずである。

『AIパソコン』を開いたとたん、『顔認証』で・・・
『今日はこんな事を、やってみよう』・・なんて、恐ろしい事が起こらない事を期待したいが、『チコチャンに叱られる』ではないが、『ボ~』としたままでは、『目的』が見えず、『ナゼ』すら感じず、『スケジュール』に管理された一日となってしまう。

こんな事を感じた、夏の暑い日であった・・・
頂いたご意見などを、もう少しまとめてみたい
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今の日本に足りない事 / 『と... | トップ |  誰が『高築年マンション』を... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事