日々のメモ帳

日常生活での、ちょっと気になった事や、面白かった事などメモしていきます。

『withコロナ』 / 『専門家会議』のあり方 』/ 『新型コロナ対応 / 海外から学ぶ事』

2020-06-27 19:44:28 | 感染危機管理
日々の生活は『コロナ禍』での自粛生活から、新しい生活様式での『withコロナ』へと移行したが、まだまだ『自主規制』はかかったままのはずである。
しかし、この1週間、報道を見ていると、なんか『全面解除』となった感が否めない。
『海外での感染拡大』は止まらず、国内でも『東京都や大阪府での感染拡大再燃』。
さらには、今後再襲来に向けた防御策として期待していた『抗体保有率』は、日本では殆ど持ち合わせていないなど、まだまだ『危機的』な状況は抜け出せていないと感じているが・・・

なぜなのであろう・・・
一つは、政府が『行動自粛の規制緩和』を『全面的に解除』。『全国への旅行なども、ご自由に・・』と言える『前のめり』のキャンペーンを張った事であろう。
マスコミも『経済回復』を急ぐ政府に同調しているのか、『都市部の感染拡大』も『感染経路さえつかめればあまり大きな問題ではない』というコメンテーターを引っ張り出し、ここ2週間での『夜の街』『院内感染』さらには『家庭内感染』等が主で、『PCR検査を厳密にした』事での増加ではないか・・と、『気の緩むような』報道がなされている。
そして、抗体検査から、 1万人に何人かしかまわりには感染者はいない・・との報道もなされている。
大阪府や東京の首長である知事からも『まだ安心』とも思えるコメントも出され、今までの『自粛』から、いきなり放り出され、『自ら考えて』が、ややもすると薄れてしまってきている。

そして、東京での『夜の街』での若い方々の感染拡大も、『アラート』が解除された事で、『自分たちは大丈夫』との感覚が生れたような気がしているが、『危機感』がどこか失われている。

そして、感染症の有識者による『専門家会議』も、自らその任務を終了するとの事が報道され、政府としても『廃止』との意向が出されたが、正しい事であろうか。
感染症については、学術的にも狭い分野での、臨床ではない公衆衛生と言う分野で陽のあたらない所ではあるが、集まられた感染症を専門とされる先生方は、国際的にはSARS、MERSなどと対峙された著名な研究者の方々であり、たしかに、緊急での参集要請ではあったが、感染症拡大の初期段階でのご対応は素晴らしかったのではなかろうか。

政府も『新型インフルエンザ』対応での組織を作り、たったの15分ではあるが、昨年も対策会議と実施訓練を行っているが、この基礎を作ったのも、この感染症のご専門家の方々と聞いている。

今回は、たまたま『新型コロナ』で、ゆるく感染拡大をする厄介なウイルスではあったが、もしこれが致死性の高いSARS,MERSであれば、この専門家集団がおられなければ、『オーバーシュート』でもっとたくさんの方々が亡くなられたであろう。

いままだ感染症がくすぶる中で、一旦の収束宣言が行われるような新たな『新型インフルエンザ』の下部での組織や、専門外の学者を交えた組織での議論は少し早いような気がしている。

なんか、もやもやした気持ちでのここ数日である。

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+*+**+**『新型コロナ対応 / 海外から学ぶ事』+**+*+*+
先週、日曜日の夕方、友人から、外出自粛制限は解けたが、なんとなく『外飲み会』は心配なので『家飲み会』へこないかとお誘いを受けた。
休日の夕方ではあったが、5人集合。3蜜とならないように、応接室の窓はフル開放。
ちょうど、市が発行の『テイクアウトクーポン』が残っているので・・・と、地ビールや、居酒屋の『あて』を沢山持ち寄ってくれた。少しは『家飲み』でも地域貢献したかもしれない。

今回は、友達繋がりで、初顔合わせのメンバーもあり、外科の医者、自称ゲノム学者、元雑誌編集キャップ、元学校長と、異分野のリタイヤした仲間であった。
このため、少し硬い話から入ったが、焦点は『新型コロナ』に係わる事が多く、学ぶ事が多かった。

話しのきっかけに、前夜 NHK BSで放映の世界各国の『新コロナに揺れた1週間』の話題を、小生メモから提供したが、何人かは『台湾での新型コロナ対応』とあわせて見ていたようで、記憶が残っており、話が盛り上がった。
近々続きをしたいとの要望もあり、コースターの裏にメモった事を次回のために残しておきたい。。
感染症が落ち着いてくる中で、ぜひとも政府内で議論を進めてほしい事でもある。

**海外から学ぶべき事**
・・NHK BS番組『ワールドニュース特集』からの情報
   (**??) はこの飲み会での参加者からのコメント
●全世界での感染拡大 ⇒ 冬に向かう中南米が心配
   報道ではブラジルが多いが、ペルー、ボリビアはもっと大変
⇒ 医療援助できる国は (中国が世界制覇??) アフリカは??
●中国での再感染拡大
 北京 ⇒ ゲノム解析ではヨーロッパ型が襲来(武漢ではない??)
 ウイルス変異は少ない(SARS-2 と違うタイプが混在??)
 ヨーロッパからのサーモン輸入 、まないた → PCR検査
 (冷凍でのウイルス死滅はない??)
●韓国 ソウルでの再感染拡大  
 若者から発生 ⇒ 監視システム非機能? GPS OFF?
  (日本の監視システム ⇒ トレースの難しさ
   「接触履歴アプリ」どのくらい活用可能か??
    高齢者はスマホは持たない、アプリは??)
 高齢者への感染拡大 ⇒ 訪問販売者から
 (宅配業者や店員などの『陰性証明』が必要??
  高齢者隔離政策 ⇒ 自宅配達ボランテア
   ⇒ 『オレオレ詐欺』も心配??)
●ドイツ、学校休校延長『食肉処理施設』が未稼働が原因
   ⇒ ルーマニアからの労働者不足 (入国できない)
  (全世界的に食糧危機 ⇒ 豚肉(メキシコ?)、鶏肉
   今後、ピーマン(韓国)、小麦や米も怪しい かも??)
●フランス 医療従事者のデモ ⇒ 待遇改善
  (日本でも起こるかも。すでに職場離脱も ???)
●ワクチン開発 アストラゼネカ
  ⇒ 検証前に生産準備 [10憶ユーロ位投資]
 (日本はもうからないとやれない??
  ゼネカはロッシュ対抗で??
  大阪市、阪大はDNA型 弱いのでは??
  生産量に限界 1年で1億人は無理??
●治療薬 ⇒ 他の治療薬の展開 
 骨粗しょう症治療、抗マラリア
 (トランプ大統領 → クロロキン??
  ステロイド、抗炎症薬 → デキサメタゾン??
  新型コロナ ⇒ 治療薬はない 一種の止血剤
   初期段階 ⇒ ウイルス対抗 増殖抑止 
   安定期~重篤化 ⇒ 増速抑止+傷治療薬
 ステロイドとか抗炎症に解熱剤など組み合わせ??)
●行動変容ヘのアイデア ⇒ 一方通行
 (Social Distannce よりゾーン分け
   EUなどの一方通行などが最良かも??)

台湾での『新型コロナ対応』番組や、日本での感染症拡大が緩やかであった原因を探る『ファクターX』、さらには政府での危機管理の在り方、最近のPCR測定法・・・まで
もとプロの話が展開されたが、長くなるので別途としたい。
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