■こならの森184号■2003.8発行
表紙 「 滝の写真」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森9月号■
結婚しました。……………………4
青春レストラン……………………5
「近隣情報」………………………6
JCジャーナル……………………14
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
[映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
イベント情報/協賛店マップ
■■■■■■■■■■■■■■■
【本文抜粋記事】
「CHANTERELLE」の酒ディナー会
清酒開華醸造元 第一酒造株式会社
第一酒造株式会社(代表取締役 島田嘉内)は、このほどニューヨークの高級フレンチレストランにて行われた日本酒ディナー会に参加した。日本酒ディナー会が開催されたのは、いずれもニューヨークを代表するレストランである「CHANTERELLE」と「MARCH」。「CHANTERELLE」はレストラン評価誌として名高いZAGATのランキングにてニューヨーク第1位に輝く有名店であり、「MARCH」はフジTV「料理の鉄人」にも登場したシェフ、ウェイン・ニシュの店として有名だ。
「CHANTERELLE」の酒ディナー会は本年で5回を数え、同社の参加は昨年に続いて2年目。ニューヨークを代表する高級フレンチレストランのコース料理10品と、それぞれの料理にあわせた日本酒10酒類が提供された。参加者は、ほとんどが現地アメリカ人。275ドル(約33,000円)という高い参加費にも関わらず、毎年参加を重ねている参加者も多い。参加者の一人は「これだけの料理とお酒は、なかなか味わえない。日本酒の繊細な味わいは、最近の繊細なフランス料理と非常に相性も良い。シェフとソムリエの作品でもあるこのディナー会に参加することを、とても楽しみにしている。」と語っている。
96年の全米6ヶ所での日本酒セミナーに参加し、昨年本年の日本酒ディナー会にも参加した同社専務取締役島田嘉紀によると「96年の試飲会ツアーがきっかけとなり、それまでの日本人や日本料理店での日本酒消費から、現地アメリカ人が経営する高級リカーストアやフレンチレストランでの日本酒消費への転換点となった。日本酒の輸出も、日本人向けが、日本の不景気による現地滞在員の引き上げなどで停滞となり減少するなか、アメリカ向けは非日本人向けが拡大し、増加している。」という。
昨年の同時期には栃木県内の天鷹酒造株式会社(湯津上村)がニューヨーク:ジャパンソサエティーにて日本酒利き酒会を開催(酒輸出協会共催)するなど栃木県内の酒蔵は積極的なアメリカ進出をはたしている。ニューヨーク市内において、栃木の地酒は開華、天鷹、千禽(氏家町)、東力士(烏山町)の4銘柄を常時飲むことが可能である。
国内では焼酎ブームや酒類の多様化などにより、全体出荷量の減少が続く日本酒だが、高品質の地酒は、文化性と共に、味わいの多様性や料理との好相性が再評価されつつある。先入観を持たない海外では、なおさらである。栃木県の地酒も、必ずしも国内で目立つ存在とは言い難いが、先入観を持たない海外では、その品質の素晴らしさがストレートに高く評価されているようだ。
■参 考
第一酒造ホームページ(www.sakekaika.co.jp)
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表紙 「 滝の写真」
C・o・n・t・e・n・t・s
■こならの森9月号■
結婚しました。……………………4
青春レストラン……………………5
「近隣情報」………………………6
JCジャーナル……………………14
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
[映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
イベント情報/協賛店マップ
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【本文抜粋記事】
「CHANTERELLE」の酒ディナー会
清酒開華醸造元 第一酒造株式会社
第一酒造株式会社(代表取締役 島田嘉内)は、このほどニューヨークの高級フレンチレストランにて行われた日本酒ディナー会に参加した。日本酒ディナー会が開催されたのは、いずれもニューヨークを代表するレストランである「CHANTERELLE」と「MARCH」。「CHANTERELLE」はレストラン評価誌として名高いZAGATのランキングにてニューヨーク第1位に輝く有名店であり、「MARCH」はフジTV「料理の鉄人」にも登場したシェフ、ウェイン・ニシュの店として有名だ。
「CHANTERELLE」の酒ディナー会は本年で5回を数え、同社の参加は昨年に続いて2年目。ニューヨークを代表する高級フレンチレストランのコース料理10品と、それぞれの料理にあわせた日本酒10酒類が提供された。参加者は、ほとんどが現地アメリカ人。275ドル(約33,000円)という高い参加費にも関わらず、毎年参加を重ねている参加者も多い。参加者の一人は「これだけの料理とお酒は、なかなか味わえない。日本酒の繊細な味わいは、最近の繊細なフランス料理と非常に相性も良い。シェフとソムリエの作品でもあるこのディナー会に参加することを、とても楽しみにしている。」と語っている。
96年の全米6ヶ所での日本酒セミナーに参加し、昨年本年の日本酒ディナー会にも参加した同社専務取締役島田嘉紀によると「96年の試飲会ツアーがきっかけとなり、それまでの日本人や日本料理店での日本酒消費から、現地アメリカ人が経営する高級リカーストアやフレンチレストランでの日本酒消費への転換点となった。日本酒の輸出も、日本人向けが、日本の不景気による現地滞在員の引き上げなどで停滞となり減少するなか、アメリカ向けは非日本人向けが拡大し、増加している。」という。
昨年の同時期には栃木県内の天鷹酒造株式会社(湯津上村)がニューヨーク:ジャパンソサエティーにて日本酒利き酒会を開催(酒輸出協会共催)するなど栃木県内の酒蔵は積極的なアメリカ進出をはたしている。ニューヨーク市内において、栃木の地酒は開華、天鷹、千禽(氏家町)、東力士(烏山町)の4銘柄を常時飲むことが可能である。
国内では焼酎ブームや酒類の多様化などにより、全体出荷量の減少が続く日本酒だが、高品質の地酒は、文化性と共に、味わいの多様性や料理との好相性が再評価されつつある。先入観を持たない海外では、なおさらである。栃木県の地酒も、必ずしも国内で目立つ存在とは言い難いが、先入観を持たない海外では、その品質の素晴らしさがストレートに高く評価されているようだ。
■参 考
第一酒造ホームページ(www.sakekaika.co.jp)
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