■ ■■■■■ ■ 日刊 こならの森 ■ ■■■■■ ■

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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森186号

2008-06-25 | 101号~200号
       ■こならの森186号■2003.10発行
表紙 「 カフェの写真」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森11月号■

結婚しました。……………………4
青春レストラン……………………5
特集「カフェ」……………………6
JCジャーナル……………………14
風の独り言…………………………16
書評/絵本紹介……………………17
三鴨の窓辺から……………………18
各市文化会館情報…………………20
インフォメーション………………22
 [映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
 イベント情報/協賛店マップ

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【本文抜粋記事】

書評

ゆったりと生きよう
 ひろさちや 著
 PHP文庫 刊

 今はスローフードとかスローライフとか言う言葉が流行っています。スローライフ、それはゆっくりと生きようと言うことだと思います。あくせくそして忙しく毎日を送るのではなく、ゆっくりとそしてゆったりと生きることこそ、そこに人間らしい生き方があるのではないか。そのような考え方や思想、そして難しく言えば哲学があるのではないでしょうか。実は私も10年ほど前から同じような考えになっていました。ここで私は時代を年も先取りしていた、と主張している訳ではありません。それは年前に今回紹介する「ゆったりと生きよう」と言う本に出会い、えらく共鳴したからであります。今回紹介する本書は、ちょうど年前に第1版第1刷が発行されていますので、もしかしたら現在は絶版になってしまっているかも知れませんが、スローと言う言葉の先取りをしたような本ですので、あえてここで紹介させて頂きます。
 たいぶ前置きが長くなり、残された字数も少なくなりました。ここで内容の一部を紹介します。「―小欲知足(欲望を少なくし、わずかのもので満足すること)。が、いまのわたしたち日本人にとって、いちばんふさわしい仏教の教えではないだろうか・・・。」。これは私たち日本人ばかりではなく、先進国すべての人に言えることだと思います。人間の欲望は限りがなく、それに比べてこの地球は小さすぎます。あまりにも激しい人間の活動のために、この地球は傷つき地球環境問題や異常気象として私たち人類に襲いかかかってきております。この小欲知足こそ、これから未来に生きる私たちの哲学としなければならないのではないでしょうか。
 そう考えると現在大問題になっている日本の少子化もあながち悪いことでは無いように思っています。それがあまりにも急激に生じているのは問題ですが・・・。
 
       文・高田朱夏

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