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東武佐野線沿線CITY-GUIDE 〔カテゴリーからお入り下さい〕

こならの森169号

2008-06-06 | 101号~200号
       ■こならの森169号■2002.5発行
表紙 「 道の駅田沼」
C・o・n・t・e・n・t・s

■こならの森6月号■



結婚しました。…………………………4
ヤンバルのー子の青春レストラン……5
特集「道の駅」 …………………………6
JCジャーナル…………………………14
風の独り言………………………………16
書評/絵本紹介…………………………17
新釈・現代国語辞典……………………18
新・エッセイ 三鴨の窓辺から………19
各市文化会館情報………………………20
インフォメーション……………………22
 [映画・CD・ビデオ・コンサートetc.]
 イベント情報/協賛店マップ

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【本文抜粋記事】

県内の「道の駅」を行く

 これからの行楽シーズンに何かと便利なのが道の駅、ネーミングからしてユニークなものだ。その形態は、多方面にわたる。「Pキャン」なる言葉ができるほど(道の駅のパーキングなどを使って車中泊キャンプが可能なのだ。一晩中車の出入りがあって眠っていられないという難もあるそうだが………)。
 そればかりか、地域の情報や物産、知る人ぞ知る本物の名物、手打ちソバなど、本当にその土地でしかお目にかかれない、名物・名産品にお目にかかれるのだ。この辺も、市場というかごったにというか、地域密着というかよく訳が分からないが、親しみがもてるゆえんでもある。そういうことで急速に増殖中なのがこの施設である。道の駅を巡るスタンプラリーなど、イベントも盛りだくさんだ。そういうわけでこならの森も遅らせながら、この道の駅を特集してみたい。
 また、各駅では趣向をこらしたイベントを各自企画しており、それを楽しみに訪れるだけでも、おもしろさを味わえるのかも知れない。
 また、なぜ今まで無かったのだろうかと思うほど便利で、有効だし、使いかってが広がる施設でもある。

 道の駅と言っても最初は、あまり意識していなかったのだが、偶然に立ち寄った道の駅が、とても素晴らしかった事もあって興味がわいた。特にトイレが素晴らしかったのが、道の駅「みわ」だった。トイレの壁面一杯に星座が書いてあるのだ、なんでも、星がよく見える場所ということで有名なのだとか、元TBSアナウンサーで、宇宙飛行士の秋山さんの、写真も展示してあった。これは、まさしくイベントホールに他ならないと思えた。
 全くこった作りであるのだ、やればできる、やる気さえあらば何でもできるという、ことを実践してくれたものだとも言えないことはない。ただ地域の細かな情報が乏しいので何とも言えな所ではあるのだが………。
 各、道の駅毎にデザインであるとか、装飾などが違っていて趣向をこらし地域性が出るなど、特色は様々だ。しかし「駅」とはいえ内情は、たんなるドライブインだったり、停留場であったり、本来の意味での駅とはちとかけ離れているとも言えなくはない。ドラマがないのだ、つまり物語性に欠けてしまっている。それは駅にレトロな感覚しか、持ち合わせていないからか。しかしその反面、ぽっぽやなどの映画や、小説が、隆盛する事を考えると、駅に人々が抱く感覚はまんざらもないと思えるのである。

■道の駅、たぬま
 現在の田沼は、歴史的に見てもその昔「佐野」であったと言われるほどで、この地区(今の安佐)の中心であり、へそであってもなんらの損傷もないと思う。そればかりか、日本の中心であるということを考えると、いろいろな意味で考え方が変わってくる。これは、やがで全国の中心として発展していくのではないかとか、文字通り、へそになるのではないか。
 首都機能移転などをかんがえると、へそ(中心)がこの地区を軸にして発展していくのではないかという予想をしても、必ずしも大げさでなくなっている。
 そうした、どまんなかたぬまを出発点として、近辺の道の駅を紹介してみたい。
 ガイドブックを見ても、どこも訪れたい、入ってみたくなる施設ばかり。

■道の駅さかい
 しゃれた外観、利根川の水運で栄えた頃の蔵をイメージした外観が印象的だ。簡単な軽食がとれる食堂もある。ちょっとした庭園が趣を出している。他は、一般の道の駅とかわらない。

■童謡の里おおとね
 施設は、食堂、物産展示直売所、加工品研究所、別棟に休憩所などがある。
 入り口にすっと立つ銅像は、下總皖一。「たなばたさま」、「かくれんぼ」などの童謡で有名な音楽家。
 また、同所は農産物直売所の役名も果たしている。野菊まんじゅうや小松菜まんじゅうがおいしそう。

■東山道伊王野
 訪れたときは、手打ちソバのコーナーが行楽シーズン中ということもあって大行列。手作りの物産品など、おみやげものがたくさんある。またシンボルともいえる巨大な水車の水しぶきが、きた人の目を楽しませてくれる。観光地にあるだけあって、施設そのものは充実している。ちょっとしたイベント会場のごときである。


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