コニタス

書き留めておくほど重くはないけれど、忘れてしまうと悔いが残るような日々の想い。
気分の流れが見えるかな。

情報社会を生きること

2010-01-03 22:22:04 | 
駅伝観ました。
東洋大学、すごいな~。
昨日、瀬古が「1区~4区はいらないじゃないか」みたいな発言をしたと言うのを取り上げて、区割り再検討議論をあおるような記事が。
瀬古の発言はそうは取れないし、陸連もそんなこと考えてるワケではなさそうだけれど、「疑問の声も出ている」の具体例は示さず。
なんだか気持ち悪い記事だなぁと。


それはさておき、GoogleのCM。
「いそぐ男」と言うヤツですね。
羽田空港から福岡、仕事のキャンセル、謝り方、産婦人科の場所、赤ちゃんの抱き方、と携帯で検索しながら、多分空港に向かう旦那、という。

TVを観ない私でも、ネット広告で、Googleが「どんな検索にも物語があるから。30秒の「グーグル 検索ストーリー」」というキャンペーンをやってることは知ってました。

しかし、具体的な内容を見たのはこれが初(他にも色々あるのね)。

これ見て、みんな感動するのかな。
私はぞっとしましたよ。

交通手段の検索はまぁ許せるとしても、仕事のキャンセルとか、赤子の抱き方とか……。
まぁ、そもそも、産婦人科の場所を知らないって事は、事前の検診や予約には全然関わってないし、子育てにも興味を持てないままここまで来てしまった男、と言う設定なんだろうけど。


私自身、Googleには随分お世話になっています。
しかし、検索した結果を時間を掛けて比較し、ソースに当たり、更にその原資料を探し、と言う入口として、に過ぎません。

未来は、こうやって、人間と人間の、伝えきれないもどかしさをいとおしいと思えない人たちによって、検索と回答の中のコミュニケーションの中に埋没していくのか。
これが、「便利」で「豊か」な未来なら、私は要らない。


誤解し合って、泣き、笑い、怒りながら、あーでもないこーでもな、他愛もない、答えのない、そういう関わり方を、ずっと続けていこう。

ネット検索って、人を壊す凶器なんだと言うことを教えてくれるCMでした。
公共広告機構みたい。

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