地域の中学生からメールを戴きました。
ありがとう!
内容はこんなの。
こんにちは。僕は、静岡市立○△中学校2年生の□□□□です。僕たち(3人)は、総合的な学習の時間で「静岡の伝統・文化を学ぶ」テーマ学習をしています。
僕のテーマは「静岡にまつわる伝説」です。今回、その学びを深める為に、伝統・文化を継承している方や専門の方に質問したり、お話を伺う訪問学習を計画しています。
日時は1月28日月曜日か1月30日水曜日の14:30~16:00位の間です。
お忙しいとは思いますが、もしご都合がよろしければ、訪問学習の受け入れをお願いしたいと思います。いかがですか。返事をお待ちしております。大変申し訳ありませんが、急いでいますのでお早めにお願いします。
ふむふむ。総合学習、がんばってるのね。
これ、大学生からのメールです、っていっても通用するね。
フィールドワークもありなのかな。
大学の先生に訊いてみよう! と言う発想は嬉しいね。
でも、私はちょっと意地悪な返事を書きましたよ。
静岡大学の小二田です。
考古学の☆★先生から、○△中学の生徒から質問があるかもしれない、と言うことは聞いています。
☆★さんの話では、羽衣伝説について、と言うことでしたが、その人でしょうか? 別のグループでしょうか?
>僕のテーマは「静岡にまつわる伝説」です。今回、その学びを深める為に、伝統・文化を継承している方や専門の方に質問したり、お話を伺う訪問学習を計画しています。
これでは、私のところに来て、意味のあるお話ができるかどうか、判断できませんよね。
具体的に、どんな伝説や伝統・文化について、どの程度調べてあって、何が判らない、あるいは、どこをもっと深めたい、と言うような形で、もう一度連絡をください。
内容によっては、私にお手伝いできることもあるかもしれませんし、もっとふさわしい人を紹介できるかもしれません。
そもそも、小二田が「伝統・文化を継承している方や専門の方」に該当するかどうかは確かめましたか?
人に教えて貰ったらそれでOK、では欺されちゃうよ。
フィールドワークでは、取材の前の下調べが一番大事です。
何か無いかな、と言う気持ちで出かけていくのは、時間がもったいないですよ。
一応、1/30なら開けておくことができそうです。28日は授業のためNG。
前向きに努力せよ。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
小二田誠二 KONITA Seiji
静岡大学 人文学部 言語文化学科 准教授
422-8529 静岡市駿河区大谷836
054-238-4511(faxはありません)
jjskoni@ipc.shizuoka.ac.jp
http://koneeta.hp.infoseek.co.jp/
http://blog.goo.ne.jp/koneeta/
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
あとでブログのネタに使わせて貰おうかな。
もちろん、個人情報は載せませんからご安心を。
こういう返事を貰った中学生は、恐いと思うのかな。
私はとても嬉しく、頼もしいなぁ、と思ってるんですが、だからこそ、こういう返事、なんですけどね。通じたかなぁ。
まえに、TV番組の制作やさんからの質問のことを話題にしました。
あの人の質問文はかなり具体的でしたよね。
でも、相手がふさわしいかどうかのリサーチが少し不足。
出発点で、誰かに訊いちゃおうとか、ネットに答えはないかな、と言う姿勢をまず改めてみましょうよね。
あぁ、これも前に書いた気がするけど、大学院生の頃、学部生の間に、「小二田さんに質問すると10倍調べなきゃいけなくなる」という噂があったそうです。
「10倍調べたくなる」の間違いじゃないの?
調べるのは大変。だからこそ面白い。
ショートカットや王道を求めるんじゃなくて、沢山回り道してください。
話それた。
中学生君。
めげずにもう一回メールくださいね。
羽衣伝説のことなら、T大学のO先生を紹介するよ。
ほかのことで、私の識ってることだったら愉しいなぁ。
*ちょっと返事メールは修正が必要かも。
フィールドワークでも、インタビューでも、下調べしない方が良いときもあります。
ただ、「質問」という形の取材の場合はね、やっぱり焦点をはっきりさせた方がずっと良いと思うぞ。
そうそう、社会学科の一年生たちのフィールドワークの発表会が明日1/22と来週の1/29、ともに共通B301教室で、14:25から行われるそうです(このリンク先は去年の)。
内輪だけの集まりにしたらもったいない!
みんなで行きましょう!!!
ありがとう!
内容はこんなの。
こんにちは。僕は、静岡市立○△中学校2年生の□□□□です。僕たち(3人)は、総合的な学習の時間で「静岡の伝統・文化を学ぶ」テーマ学習をしています。
僕のテーマは「静岡にまつわる伝説」です。今回、その学びを深める為に、伝統・文化を継承している方や専門の方に質問したり、お話を伺う訪問学習を計画しています。
日時は1月28日月曜日か1月30日水曜日の14:30~16:00位の間です。
お忙しいとは思いますが、もしご都合がよろしければ、訪問学習の受け入れをお願いしたいと思います。いかがですか。返事をお待ちしております。大変申し訳ありませんが、急いでいますのでお早めにお願いします。
ふむふむ。総合学習、がんばってるのね。
これ、大学生からのメールです、っていっても通用するね。
フィールドワークもありなのかな。
大学の先生に訊いてみよう! と言う発想は嬉しいね。
でも、私はちょっと意地悪な返事を書きましたよ。
静岡大学の小二田です。
考古学の☆★先生から、○△中学の生徒から質問があるかもしれない、と言うことは聞いています。
☆★さんの話では、羽衣伝説について、と言うことでしたが、その人でしょうか? 別のグループでしょうか?
>僕のテーマは「静岡にまつわる伝説」です。今回、その学びを深める為に、伝統・文化を継承している方や専門の方に質問したり、お話を伺う訪問学習を計画しています。
これでは、私のところに来て、意味のあるお話ができるかどうか、判断できませんよね。
具体的に、どんな伝説や伝統・文化について、どの程度調べてあって、何が判らない、あるいは、どこをもっと深めたい、と言うような形で、もう一度連絡をください。
内容によっては、私にお手伝いできることもあるかもしれませんし、もっとふさわしい人を紹介できるかもしれません。
そもそも、小二田が「伝統・文化を継承している方や専門の方」に該当するかどうかは確かめましたか?
人に教えて貰ったらそれでOK、では欺されちゃうよ。
フィールドワークでは、取材の前の下調べが一番大事です。
何か無いかな、と言う気持ちで出かけていくのは、時間がもったいないですよ。
一応、1/30なら開けておくことができそうです。28日は授業のためNG。
前向きに努力せよ。
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
小二田誠二 KONITA Seiji
静岡大学 人文学部 言語文化学科 准教授
422-8529 静岡市駿河区大谷836
054-238-4511(faxはありません)
jjskoni@ipc.shizuoka.ac.jp
http://koneeta.hp.infoseek.co.jp/
http://blog.goo.ne.jp/koneeta/
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あとでブログのネタに使わせて貰おうかな。
もちろん、個人情報は載せませんからご安心を。
こういう返事を貰った中学生は、恐いと思うのかな。
私はとても嬉しく、頼もしいなぁ、と思ってるんですが、だからこそ、こういう返事、なんですけどね。通じたかなぁ。
まえに、TV番組の制作やさんからの質問のことを話題にしました。
あの人の質問文はかなり具体的でしたよね。
でも、相手がふさわしいかどうかのリサーチが少し不足。
出発点で、誰かに訊いちゃおうとか、ネットに答えはないかな、と言う姿勢をまず改めてみましょうよね。
あぁ、これも前に書いた気がするけど、大学院生の頃、学部生の間に、「小二田さんに質問すると10倍調べなきゃいけなくなる」という噂があったそうです。
「10倍調べたくなる」の間違いじゃないの?
調べるのは大変。だからこそ面白い。
ショートカットや王道を求めるんじゃなくて、沢山回り道してください。
話それた。
中学生君。
めげずにもう一回メールくださいね。
羽衣伝説のことなら、T大学のO先生を紹介するよ。
ほかのことで、私の識ってることだったら愉しいなぁ。
*ちょっと返事メールは修正が必要かも。
フィールドワークでも、インタビューでも、下調べしない方が良いときもあります。
ただ、「質問」という形の取材の場合はね、やっぱり焦点をはっきりさせた方がずっと良いと思うぞ。
そうそう、社会学科の一年生たちのフィールドワークの発表会が明日1/22と来週の1/29、ともに共通B301教室で、14:25から行われるそうです(このリンク先は去年の)。
内輪だけの集まりにしたらもったいない!
みんなで行きましょう!!!
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