問うに落ちず語るに落ちる
人に聞かれたときは用心して秘密をもらさないが、自分から語るときは不用意に口をすべらしてしゃべってしまうという意味のことわざです。
朝ぼらけのただならぬ空に、百千鳥の声もいとうららかなり。
から、始まった。
朝ぼらけと言うのは、朝ほのぼのと明るくなる頃、あけぼのより少し明るくなった頃。
今日は光源氏が朧月夜に会いに行き、明け方紫の上のもとに帰ってくる。
大層人目を忍んで戻ってこられた。
寝乱れたお姿を待ち受けて、紫の上はそんなことだろうと、気づかないふりをしていらっしゃる。
源氏はなんやかやと、紫の上のご機嫌をとられているうちに、すっかり白状してしまわれた。
成る程、語るに落ちるとは、この事か!
と、ここが一番頭に残った。
さて、今日も電車で行ったので、
講義が終わって、近辺を歩いてみた。
もう50年近く前、新卒の頃この辺りのアパートに住んでいた。
もはや、立派なビル マンションが立ち並び、目的の場所にはたどり着けなかった。
松山気象台
この近くだったのにな。
イチョウが色付いていた。
ただし、中には入れない。
関係者以外建入禁止🈲
電車乗り場まで、テクテク歩く。
確かに、昔この辺りを自転車で走ったのになぁ。
習字教室は昔通りにあったわ。
そこを曲がると、上一万電停。
平和通りのイチョウは黄色に染まっている。
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