ひとつ星

息子さんに良いご縁がありますように、というお母様。

じっくり観させていただこうとした途端、
「わっ！」何やらキンピカなものに遮られて一瞬視界を失いました。
気を取り直して、もう一度観ると、ごちゃごちゃと何やらにぎやかなおしゃべりグッズが視界に広がりました。
まぶしい上に色々ありすぎて、星がみえてきません。

「ひょっとして家の中が、金運グッズだの開運グッズだの、縁起の良さそうなものでいっぱいあふれていませんか？」
そうお聞きすると、
「ついつい買いたくなって、家の中にたくさんあります。」というお返事。

好きなものは好きで良いと思いますが、
ただ「金運」「開運」「縁結び」ということからは遠ざかります。
欲張らず、強く願いすぎず、なにごとも。

「ご縁はあるんですけどね、今すぐではない、あと数年後だと思いますよ。のんびりお待ちください。」
星は願わず、ゆったり見守るもの…。

そんな話をさせていただきました。