仕事の帰り道、
いつものようにひたすらまっすぐ駅を目指す。
あと駅まで5分というところで、ふとなぜか今すぐ右に曲がって約10分ほどのところにあるスーパーに寄らなくてはいけない気がした。
急げ急げ、スーパーまで急げとせかされる。
早く行かないと間に合わない。
そんな不安が押し寄せた。
よくわからないまま慌ててスーパーの入り口を探すと、
「あっ!!」
入ってすぐに目 . . . 本文を読む
よくがんばっているぞ、私!
自分にあまい私は、今日も自分を励ます。
仕事そのものより通勤でへこたれる。
電車を降りたあと真夏の空の下を小走りウォークで約20分。
大型トラックがビュンビュン走る道を歩いているのは私くらいだ、
今まで楽な通勤ばかりだったからな。
「通勤が大変だ!」と言っていた人たちの顔を思い出す。
あなたたちは偉かった!
世の中ってさ、 . . . 本文を読む
どうやら残された人の思いと、天の川に昇って行った人の願いは違っているようだ。
地上に残された人は、
あの時あそこに連れて行ってあげられなかった。
もっとああしてあげれば良かった。
どうして自分はもっと手助けしてあげなかったんだろう。
そんな後悔ばかりしている。
でも遠隔をしてみると
天の川からは、そんな話はさらさら聞こえてこない。
暗い場所よりは明るい場所に。
過去の涙ではなく、新しい家で仲良 . . . 本文を読む