寒い日の朝ほど、その種はみつけやすい。
静かにゆっくり深呼吸をしていると
ふうっと、お腹の中に小さな小さな温かい種が生れ出る。
たいようの種だ。
毎日毎日生れて、その日一日だけの花を咲かせる。
その花は枯れない。
そうして人生のお花畑ができあがっていく。
いろいろな日があっていい。
色々な花が咲いていい、
自分のお花畑に背伸びはいらない。
ただ毎日種が生れてくる。
その種に毎朝出会えるの . . . 本文を読む
無事に伊勢に行ってまいりました。
突然、「来週参宮しよう!」と思い立ってからお会いした方々、たまたまご連絡をくださった方々で、
「いいですね!」とおっしゃった方々にはお願いして、毎日たくさんの「ありがとう」を言っていただき、
それをおみやげにしてお参りしてきました。
おそらく1日何100回、もしかしたら千回以上言っていただいたかもしれませんね。
みなさんのお礼も届けてまいりました。
一人旅の . . . 本文を読む
眠ろうとすると、目頭の奥に、さまざまな服装のさまざまな時代の人々が、その木の橋をワイワイと歩いているのが浮かんできました。
こんなに大勢の人々がよろこびの気持ちを残して行く場所。
夕べは内宮から徒歩5分ほどの所で眠り、今朝は6時半から宿の職員さんが朝まいりに案内をしてくださることになっている。
ほんとうにありがたく、おかげさまを実感できる清々しい朝。 . . . 本文を読む
石も真珠も、土を恋しがる海を恋しがる。
それが石そのものの声なのか、そこに宿っている魂の声なのかわからないのだけれど、
そう聴こえてくる時がある。
人工知能に心が宿るか、ロボットに心が宿るか、
それはまだわからないけれど、
「愛」を受けるものならば、モノであってもその声を聴く事ができるように思う。 . . . 本文を読む
今、とっても不気味な本を読んでいる。
こういう本は勘弁して欲しい、、と思いつつも飽きずに読み進めている。
子どもの頃、
悲しい話、ハッピーエンドではない話を読むと、
どうしてこんなに健気な主人公が幸せになれないんだろう?
どうしてこんな話を書くのだろう?
と思ったけれど、
温かいだけ、優しいだけの環境で育つと、
大人になって悩みが深くなる、少しのことでも深く悩むようになる、細かいことを気にかけ . . . 本文を読む