商人の娘で、幼いころから家の手伝いをしながら働く両親の姿を見たり、周りの大人の人たちの会話を聞いて育ったわたしは、
(どうやら人は苦労というものをすると、立派な大人になれるらしい。わたしも苦労というものをしてみたい。)
という「苦労」への憧れを漠然と抱き、どうしたら「苦労」ができるのかな?ということをよく考えている子どもでした。
そして大人になった。
その当時はそれなりに悩んだり苦労したつもりの . . . 本文を読む
中学1年生の時のクラス会があり、当時担任だった先生から「将来の夢」と書かれた文集のコピーをいただきました。
家に帰ってその文集を読んでいると、先ほどまで一緒にいて話をしていた友人が、その書いてあった通りの人生を東京で送っていることを知り、わたしは感心して、
「すごいね。あの当時描いた夢を実現させたんだね。文集読んで感動しました。」
というようなメールを送ったところ、、
「ありがとう♪13歳の私 . . . 本文を読む
高校の担任の先生が、『余裕を持て』と言うと今の子はテレビを見たりする。
余裕とは時間の余裕ではなく、心の余裕だ。と言う話をされていたそうです。
家計に余裕がなく、毎月赤字続き。夫婦ふたりで働いても追いつかないというお話し。
まずは食べ物の好き嫌いをなくすことでしょうか。
好きなものだけ食べて、苦手な野菜は取り除いて残す。
残す余裕があるように見えます。
余裕は少しずつの積み重ね。
まずは苦手な . . . 本文を読む
昔々のこと。その頃のわたしは、神さま仏さまも信じられず生きることにも投げやりで、殻に閉じこもるように生活していました。
母が亡くなり、家業を手伝いながら心晴れない毎日を送っていました。
その頃ふと「NO FEAR」と題されたCDを買ってみた。
それほどメジャーなバンドではなく初めて聞いたアルバムでしたが、
その音に触れた時、身体じゅうから燻ぶっていた霧が一気に抜けて行き、目の前がパア―っと明るく . . . 本文を読む
煙を高くあげて、走りだそうとしているのに走れずにいる蒸気機関車が見えました。
「煙を吐いたまま動けずにいる蒸気機関車のようですね。息子さんが前に走りだそうとしているのを、お母様が止めてしまっている。息子さんの空が煙でよどんでしまっていますよ。」
心配のエネルギーが空を澱ませ、可能性の広がる世界を狭いものにしてしまっている。
未知の魅力が開花するのを阻んでしまっている。
何でも理解していると思っ . . . 本文を読む