だからこそ

直接ヒーリングを終えた後、
「"水"が喜んでいますね。喜んできれいにさらさら流れていますが、何か水にとって良いことをされたんですか？」
と伺うと、
「いえ、何も…。まったく何もしてません。」
ときょとんとされ、そのまましばらく考えこまれました。

「水と言えば、お盆に今は空き家になっている実家に行き、水道の水を出し、そして2階にもトイレがあるんですが１階も2階もトイレの水を流してきました。その実家は姉名義の家で、私には関係ないと思いながらも、リフォームの仕事をしている友人に聞いたりネットで調べて、家と水道管のためには、水道の蛇口だけでなくトイレの水も流すのがいいと知ったので。」
というお話しをされました。

きっとそれが良かったのでしょう。
家が誰のものかというのは人間の事情で、水や家にとっては関係ないこと。家は思う以上に人懐っこいのです。
その女性は１人暮らしで家族はおらず、姉弟とも疎遠で、60歳を目前に不安になるということでしたが、だからこそなんです。だからこそ自然の中にある命に愛をなげかける。繋がっていくのです。