見送るモノの声

この１週間は倉庫の片付けの手伝いを任せてもらい、ひとり黙々と勤しんでいました。

そして今朝はこの付近の布、衣類、紙類の回収日。
富士に戻る今日、要らなくなったものをすべて出して清々と帰りたい思っていましたが、外は小雨が降っている。

「さぁ、どうしようか？」
と思い、じっと目を閉じ天に問いかけてみました。

"捨てたい"と思うのは、捨てるがわのエゴ。
モノにはモノの気持ちがある。
晴れた日に、晴れやかに見送られたい！

そんな声が聞こえた気がして、スッキリとした気持ちで電車に乗り込んだのです。