ときめくとき

死別の悲しみをもう２度と味わいたくないから、
新しい家族はいらない。

20年前、そんなことを思ったけれど、
また再び失うことへの恐怖を抱いていたけれど、

こうして新たにめぐり会った人と、
ふたりで１歩踏み出してみよう！
今、そう思い始めているのだそうです。

この歳月の流れの中で、もう人とは暮らせないと思いこんできたけれど、
また誰かと暮らせる自分であるのか？

不安以上に、
それが新しい自分自身との出会いでもあるような気がして、
とにかく始めてみよう！
そう思って楽しい気持ちになっているのだそうです。