東洋のパリ、ベトナム・ハノイの旅報告です。
ベトナム伝統工芸のひとつに、「バッチャン焼き」という焼き物があります。
ハノイ市内から車で30分ほど離れたところにあるバッチャン村で作られた陶器のことを
バッチャン焼きといいます。
14世紀から始まったとのことなので、600年の歴史があります。
良いバッチャン焼きをハノイ市内で手に入れるのは難しいので、
バッチャン村まで買いに行ってきました。
フリーで行くとどこのお店が良いのか迷いそうなので、
オプショナルツアーで連れて行ってもらいました。
バッチャン村は、30分ほどあれば歩いて回れてしまうほど小さな村。
通りの両側には陶器店がずら~り。
まずは、絵付けなど製作風景を見学。
ヨーロッパから焼物の勉強をしにきたそうです。
バッチャン焼きは、ろくろを回さず型に粘土を流し込めて成形。
身近なモチーフ、トンボ、菊、蓮、金魚など自然を描いた素朴なデザインが特徴。
トンボは幸運、菊は金運、蓮は純粋という意味があるそうです。
エノちゃん、トイレの広さにびっくりぽん
見学の後は、バッチャン焼きを見て回ります。さぁ、いいもの探すぞ
しばし見てまわりますが、なかなか気に入るものがなくて・・・・他のお店に連れて行ってもらうことに。
村の奥、観光客はまったくいません。
日本語が上手な女性が、現代のものだけではなく、アンティークやヴィンテージの陶器をいろいろ見せてくれます。
素敵なものばかり。悩みます・・・良いものは高価だし。
じゃーん、買ってきたものは3つ。
まずは、高さ17cmの花瓶。これは現代のもの。
緑色は珍しいとのこと。
20年ほど前に作られたお皿。
そして、アンティークの花瓶。高さは15cmほど。
50年は経っていると言ってました。絵柄、色、素敵です
先ほどのお皿もこの花瓶も、
今はもう同じ物は焼くことができないと言っていました。
裏側にも蓮の花が描かれています。
これはサービスでいただいたもの。
この柄、色あいが、現在よく見かけるバッチャン焼きです。
バッチャン焼きで紹介したいことがもうひとつ。
ハノイの中心部から4キロほど続く、モザイク画の塀。
実はこれ、バッチャン焼きで作られているんです。
モザイク壁画に描かれているテーマは、
ベトナムの歴史や民話、ハノイの観光スポットなど様々。
このモザイク画の塀は、ハノイ遷都100年を記念して2010年に作られたもので、
なんと世界最長のモザイク画として、ギネス記録に認定されています。
ハノイ中心部の通り沿いなので、ハロン湾に行くとき、空港向かうときなど、
移動の際にちょくちょく目にしました。
粘って粘って良いバッチャン焼きが買えてよかったです
普段使い用に、もっと買ってくれば良かったかな・・・
東洋のパリ、ベトナム・ハノイの旅報告
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「てをつなごう」という歌ができました
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