都会人なら一度は、田舎暮らしをしてみたいと思ったことが
あるのではありませんか?
シニア世代なら、定年後は都会を離れて、のんびりした田舎で
晴耕雨読の穏やかな余生を送りたい・・・とか。
サラリーマンなら、パソコンに向かうだけの味気ない仕事に別れ
を告げて、大地に根を張った農業にチャレンジしたい。
あるいは、子育て中の若い夫婦だったら、、豊かな自然の中で
のびのびと子供を遊ばせてあげたいと、考えるかもしれません。
動機はさまざまでも、「田舎」に可能性や夢を託して、そこで
人生の新しいステージを生きてみたいという、前向きな方が多
いと思います。
では、私たち夫婦の場合はどうだったかというと・・・残念なが
ら、やむを得ずの後ろ向きの選択だったのです。
はっきり言ってしまいましょう。
都会に負けて帰ってきました!!(笑)
そのことについては長くなりますので、いつか別の機会に書きた
いと思いますが、夫が故郷であるこの地にUターンを決めたのは、
前回に書いたように、11年前で、二人とも50代半ばでした。
確かなプランがあったわけではありません。でも、案ずるよりは
産むが易し。人間、真面目に(?)生きていれば、何とか道が開
けるものです。
経済的には決して豊かとはいえませんが、知恵と勇気と力があれ
ば、お金が無くても、かなりご機嫌気分で暮らしていけるのが、
田舎暮らしの良さと言えます。
もちろん、いい事だけではありませんけれど、それは、どこに居
ても同じですね。