団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

どこに向かっていくの?

2017-06-16 | 日々のこと。



昨日までの青空がどこかへ消えて、今日は一転、曇り空。気分もどんより・・・



70年安保を経験した団塊世代。
積極的に政治にかかわった人も、そうでなかった人も、
何らかの影響は受けていることでしょう。

私が通っていた大学は、あるセクトの拠点になっていて、
キャンパスでは、戦闘服やヘルメットでコスプレ(?)をした
勇ましいお姉さんやお兄さんが、幅を利かせていました。

私は当時の言葉を借りれば、典型的なプチブルのノンポリ女子大生。
友人の中には、そうしたセクトで活動していた人も何人かいましたが、
彼らの言っていることは、余りに荒唐無稽で共感はできませんでした。
だって、親から仕送りを受けながら、まるでサークル活動のような
軽快なフットワークで「革命」を語るのですから。

そんな私ですが、さすがに昨日の国会で起きたことには納得できません。

政府は民主主義を否定するつもりなのか。
共謀罪は、本当に一般国民には無関係なのだろうか?
そもそも、一般国民て誰のことを指すの?

かつての治安維持法も、よく似た過程で成立したそうです。
この国と、そして私たちは、どこに向かっていくのか?

前回、毎日がリゾート気分なんて、能天気なブログを綴った私ですが
やがて、そんなことを言っていられない日がやって来るかも。
嫌だなあ・・・


考えてみると、今から比べたらあの時代(70年前後)は、
ずっと自由で、大らかな空気に包まれていたのかもしれません。




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