昨日までの青空がどこかへ消えて、今日は一転、曇り空。気分もどんより・・・
70年安保を経験した団塊世代。
積極的に政治にかかわった人も、そうでなかった人も、
何らかの影響は受けていることでしょう。
私が通っていた大学は、あるセクトの拠点になっていて、
キャンパスでは、戦闘服やヘルメットでコスプレ(?)をした
勇ましいお姉さんやお兄さんが、幅を利かせていました。
私は当時の言葉を借りれば、典型的なプチブルのノンポリ女子大生。
友人の中には、そうしたセクトで活動していた人も何人かいましたが、
彼らの言っていることは、余りに荒唐無稽で共感はできませんでした。
だって、親から仕送りを受けながら、まるでサークル活動のような
軽快なフットワークで「革命」を語るのですから。
そんな私ですが、さすがに昨日の国会で起きたことには納得できません。
政府は民主主義を否定するつもりなのか。
共謀罪は、本当に一般国民には無関係なのだろうか?
そもそも、一般国民て誰のことを指すの?
かつての治安維持法も、よく似た過程で成立したそうです。
この国と、そして私たちは、どこに向かっていくのか?
前回、毎日がリゾート気分なんて、能天気なブログを綴った私ですが
やがて、そんなことを言っていられない日がやって来るかも。
嫌だなあ・・・
考えてみると、今から比べたらあの時代(70年前後)は、
ずっと自由で、大らかな空気に包まれていたのかもしれません。