団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

秋明菊がきれいですね。

2024-10-28 | 日々のこと。



こんにちは。
涼しさを通り越して、寒さを感じるこの頃です。


庭に咲いている3種類の秋明菊とほととぎす、風船かずらを
生けてみました。
(左下にあるのは、柘榴の形をした香合です)

若い頃お花を習って、看板も頂きました。
でも、決して積極的に習っていたのではありません。
何故なら、母親が勝手に決めてきたことだから。
ある日突然、「今月からお花を習いなさいね」と。

嫌だとはとても言えませんでした。
だって、先生の家は私の実家の真ん前なのだもの。
分かるでしょ?

それから毎週、土曜日の夕方、私は神妙な顔をしてお稽古に励み(?)ました。
今、多くの人が楽しんでいるフラワーアレンジメントとは違い、
きっちりと型通りに生けるお花は、なかなか思い通りにいかないし、
楽しさもいまいち。
それでも我慢できたのは、先生がとても優しかったから。

結婚して実家から遠くに住み、お稽古もやめた私は、以後しばらく
お花をほとんど生けませんでした。
花瓶にポン、くらいは飾りましたが、ちゃんと生けるのは、気が重くて。
ある種の呪縛・・・ですね。

ちゃんと型どおりに生けなくてはいけないという、呪縛から自由になったのは
40歳を過ぎたころから。
それから段々、生活の中でお花を楽しむようになりました。
写真のお花も自己流。下手だけど、自分が楽しいことが、一番大切ですね。

あなたの好きなお花は何ですか?





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