団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

田舎の、変なお付き合い。

2017-09-05 | 日々のこと。



浜辺で寛ぐ家族。逝く夏を惜しむように、陽が沈むまで遊んでいました。






私が住んでいる集落は、総戸数100。
人数は、? 未だに把握できていません。
10年経っても、顔を知らない方が30%位いると思います。
何せ、田舎の家の敷地は広いので、家と家の間隔が離れているし、
大抵の人が車で移動するので、道で人と会うことがめったにないのです。

けれど、良く知らないのは新参者のこちらの事情で、
古くから住んでいる方たちは、なかなか濃いお付き合いをしています。

その一つが、お葬式のお手伝い。
今は葬儀場を利用する人が多くなりましたが、昔は家で葬儀をするのが
普通でした。
その名残りが今も続いていて、喪主の方が所属する班(12~18軒位)
の人たちが男女総出で、受付や食事(調理)のお手伝いをします。
これは、まあ、納得できます。

私が驚いたのは、普段、全くお付き合いがなくても、お香典と初盆のお供えを
持っていく習慣です。
お付き合いが無い場合の相場は1000円で、金額はそれほど多くはありませんが、
葬儀がたくさんあった年は、結構、家計の負担になります。
特にお盆。葬儀は重なることはめったにありませんが、お盆は一緒ですからね。

私がこれまでに経験した初盆の最多数は、6軒。
親しい家も含まれていましたので、その年は合計2万円近くになりました。
ね、かなりの金額になるでしょ。

皆さんがお住いの地域にも、こういう習慣はお有りでしょうか?

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