団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

ある「拗ね者」の死。

2024-02-26 | 日々のこと。

梅の花が満開。傍を通るといい香りが・・・



こんにちは。
寒さの中でも春を告げる花が次々と咲き始めましたね。


先日、同じ集落に住む男性が病気で亡くなりました。
まだ60代の半ば。
彼は、正直なところ余り評判の芳しくない人物でした。
集落が協力して行う地域の清掃活動や奉仕活動にはほとんど参加せず、
そのくせ文句が多く、諸行事の後の親睦会では大酒を飲み、
お世話係の迷惑も顧みずに長時間居座る。
そういう人でした。

そんな彼がぷいっといなくなってしまいました。
闘病していることは聞いていましたが、憎まれっ子世に憚るのことわざ通り
きっと良くなるに違いない、そんなふうにみんな勝手に思っていたはず。
なのに・・・

それほど親しくしていたわけではありませんが、いなくなってしまったら、
妙に寂しく感じるのです。
そして思いました。共同体と言うのは、いろんな人がいてこそ楽しいのだと。
賑やかな人、世話好きの人、頑固者、偏屈者、嫌われ者、人格者etc・・・
それぞれが大切な役割を担っているのですね。

あなたの役割は何だと思いますか?


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