団塊のしっぽが綴る ありのままの田舎暮らし

躊躇いながら近づいてくる未来と、静かに佇む過去のはざまで。

宮沢賢治について。

2024-02-21 | 日々のこと。




こんにちは。
今日は全国的に雨らしいですね。

先日、図書館で雑誌「太陽」の宮沢賢治特集を借りてきました。
私が初めて宮沢賢治の作品に出会ったのは、小学校の低学年のころ。
当時、まだテレビはそれほど普及しておらず、小学生の私はラジオの
子供向け朗読番組を楽しみに聞いていました。
そこから流れてきたのが「注文の多い料理店」です。
なんか、背筋がぞわぞわして、すご~く怖かったのを覚えています。
以来、臆病な私はずっと宮沢賢治という名前を避けていたような。

再会したのは、中学の国語の授業で。
黒板に先生が書いてくださった「雨ニモマケズ」。その最後の、

ミナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノ二
ワタシハナリタイ

という箇所にとても共感したのです。
今思うと、中2の女子にしてはちょっと黄昏れていたような(?)
それから、たくさんの作品を読みました。
すると、またしても怖くなって・・・
何がそんなに怖いのか、うまく言葉にできません。

私の敬愛する作家や多くの人が、宮沢賢治をいろいろな角度から
高く評価して作品を味わっています。
この「太陽」にも、いろんな方が寄稿しています。
それらを一つ一つ丁寧に読んでみました。

作品だけでは分からなかった事もたくさんありました。
詳しくは書きませんが、不思議な縁も感じました。
また、作品を一から読んでみようかな・・

あなたは宮沢賢治の作品が好きですか?




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