ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

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2013年05月04日 | ●日々雑感

 

ゴールデンウィーク後半開始の3日の日。

ランニング仲間のおうちの飲み会に

参加してきました。

 

ほんとはこの飲み会、

それに先立つ「ラン&ウォークの練習会」の

打ち上げだったのですが、

「断捨離前片づけ」に没頭していて、

ついに練習には参加できずじまいでした

 

この企画、

最近、心臓の手術をした仲間の復帰を

後押しするのが主たる目的。

この仲間は、フルマラソンをいくつも走っていた人ですが、

たまたま健診で心臓の不具合が見つかって

長期入院&手術となったのです。

とても健康だと思っていたのに、

晴天の霹靂だったに違いありません。

 

それだけで、一気に自信が急降下するし、

おまけに、やはり入院では体力が落ちますし、

術後の身体は何かと違ってしまいます。

場所が心臓だけに、

精神的なことでアップダウンする血圧とも

常に連動している身体が、

本人の不安を増大させていたんだろうな、って思います。

 

ホントならエントリーしていたはずのレースを

いくつも見送ったりしながら、

自分のものであって自分のものでない身体に

不安やいらだちを募らせている様子が

伝わってきました。

 

時間も経ち、

お医者様はもう走っても大丈夫と言ってくれたようですが、

やはり、ちょっと踏み切れない……

 

そんな彼の思いを感じて、

仲間の一人が、

今回、自宅を打ち上げ会場にして、

練習をすることを提案してくれました。

 

 

そうするとね、

今度はその道のプロである一人の仲間が、

こんなふうにまた走り始めたい人や、

まだ走るのはハードルが高いけど

歩くのだったらやりたいという人、

ウルトラマラソンにも出ますという人など、

走力や体力がバラバラの仲間たちが、

一人ひとり自分に合わせてできる練習と

コースを考えてくれるのです。


そして、おうちを貸してくれた仲間は

おでんをたっくさん作ってくれました。

参加のみんなは、

とっておきの冷酒を持ってきてくれたり。

 

だから、目的も実力も違う仲間が

楽しく一緒に練習できて、

その後も楽しく語り合える、

そんなステキな時間が出来上がります。



結局、術後の仲間は体調がいまいちということで

この日は参加できませんでしたが、

この企画は、これからも、

その仲間が復活するまで、

続くことになりました。

 

今回の提案者は、

以前に、この術後の仲間の応援があったからこそ、

自身も、お医者から「3年かかる」と言われた復活を

半年ほどで成し遂げた、

そんな経緯があると言います。

 

 

思えば、私もそんな「仲間」がいたからこそ

大嫌いのはずだったランニングを

やめずに続けることができているんだなあ、

と思います。

 

そして、こんな私でも

フルマラソンを完走できるんだ、という感激を

ほかの人にも伝えたくて、

やってみようかな、という人を

ついつい応援したくなるのです。

 

そんな「ペイ・イット・フォワード」の気持ちが

循環している仲間と空間。

ホントにありがたいし、

自分が幸せだなあ、と思いました。



 

 

 

 

 



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