ごきげんいかがですか?
いよいよ3月になりましたね。
とはいえ、世の中は、
さながら”コロナ狂想曲”状態。
大事な時期なので仕方がないとは思いますし、
みんなでなんとか食い止めるしかないですから、
踏ん張りどころですね。
コロナ対応で大変な思いをしている方々には
本当に「お疲れ様」と言いたいし、
感謝です。
出歩かない、ということが
何よりの協力、という感じの日々ですが、
せめて、デマには踊らされず、
トイレットペーパーの買い占めとかに、
奔走するのはやめたいところですね・・・。
私は、諸々の仕事の予定が、
コロナ対応でほぼほぼ飛んで、
3月は、思いがけず
スケジュール帳が白くなってきています。
それはそれで、困ることもないわけではないけれど、
神様から時間のプレゼントをされたようで、
ライスワークではなく、ライフワークに
時間を当てられたらいいな、
と思っています。
ところで、前回も個人個人が免疫力を上げることが
大事だよね、と言うことを書いたと思いますが、
今日も免疫力を上げるお話を。
●免疫力と気持ちアップには「笑い」
免疫力を上げるには、
睡眠、食事、運動と言われます。
これ、成人病をはじめ、
病気を防ぎ、健康でいるための
3原則みたいなものですよね。
そして、大切なのが、
「笑い」と言われるのも、
よく知られています。
確かに、
今、我が家にはアルツハイマーの
87歳の母が泊まっていますが、
昨夜、孫たちに会って一緒に笑っていたら、
母も久しぶりに笑顔を見せてくれました。
そして、今朝は、それまでと様子が違って、
自ら着替えたり、「顔を洗わなきゃ」と
顔を洗ったり、髪も梳かしたり、
ここしばらく見ていなかった行動をしていました。
笑いの力って大事
●「泣く」ことの大切さ
ただ、免疫力を上げるには、
「笑う」だけじゃなく
実は「泣く」ことももっと大事、と言われます。
つまりは、ネガティブとされる感情こそ
溜めておかずに出すことが大事、
ということです。
ネガティブな思いは毒のようなもので、
それをずっと体の中に持っておくと、
いつしか毒が体に回るように、
やがて自分を病気にしてしまう、
私はそう思っています。
だから、ネガティブな思いは、
適切な形で出したほうがいい、と思います。
●感情の出し方
適切に外に出すというのは、
たとえば、誰かに対する怒りを
その相手にぶつけるとか、怒鳴るとか、
という意味ではありません。
自分がどう感じているのか、
それを言葉にしてみる、ということ。
文字に書いてもいいし、
誰かに聞いてもらってもいい。
そうすると、自分の感情を
自分の手のひらに載せるように、
客観的に見ることができ、
だからこそ、ハンドリングできるようになる。
そう思います。
●感情の入れ物はひとつ
そもそも、感情というのは、
喜怒哀楽などと言われますが、
好ましい、ポジティブと言われる
「喜び」「楽しさ」なども
好ましくないとされ、ネガティブと言われる
「怒り」「哀しみ」なども
心の中では一つの入れ物に入っているのです。
だから、ポジティブな感情だけ動かして、
ネガティブな感情は動かないようにする、
ということはできないのです。
ネガティブな感情だけに
蓋をしようとしていると、
結局、ポジティブな感情にも蓋をすることになり、
それを続けていると、
「感じる」こと自体のスイッチを切る、
ということになっていき、
無感動、無関心、無気力になっていきます。
「何をしたいかわからない」
と言っている人は、
自分のネガティブ感情を抑えようとして、
感情全体のスイッチをオフにする
訓練をしてきたしまった人かもしれません。
……と話が広がりましたが、
健康のためには、ネガティブ感情も適切に出す、
ということを恐れないでね、
泣きたい時は涙を流そう、
というお話でした。
皆様くれぐれもご自愛ください。