ごきげん練習帳 〜自分トリセツの作り方〜

自分と人生を楽しむための”セルフ・コーチング”ノート

免疫力を上げるために、泣こう

2020年03月02日 | ●セルフコーチング

 

ごきげんいかがですか?

 

いよいよ3月になりましたね。

とはいえ、世の中は、

さながら”コロナ狂想曲”状態。

 

大事な時期なので仕方がないとは思いますし、

みんなでなんとか食い止めるしかないですから、

踏ん張りどころですね。

 

コロナ対応で大変な思いをしている方々には

本当に「お疲れ様」と言いたいし、

感謝です。

出歩かない、ということが

何よりの協力、という感じの日々ですが、

せめて、デマには踊らされず、

トイレットペーパーの買い占めとかに、

奔走するのはやめたいところですね・・・。

 

 

私は、諸々の仕事の予定が、

コロナ対応でほぼほぼ飛んで、

3月は、思いがけず

スケジュール帳が白くなってきています。

 

それはそれで、困ることもないわけではないけれど、

神様から時間のプレゼントをされたようで、

ライワークではなく、ライワークに

時間を当てられたらいいな、

と思っています。

 

ところで、前回も個人個人が免疫力を上げることが

大事だよね、と言うことを書いたと思いますが、

今日も免疫力を上げるお話を。

 

 

●免疫力と気持ちアップには「笑い」

 

免疫力を上げるには、

睡眠、食事、運動と言われます。

これ、成人病をはじめ、

病気を防ぎ、健康でいるための

3原則みたいなものですよね。

そして、大切なのが、

「笑い」と言われるのも、

よく知られています。

 

確かに、

今、我が家にはアルツハイマーの

87歳の母が泊まっていますが、

昨夜、孫たちに会って一緒に笑っていたら、

母も久しぶりに笑顔を見せてくれました。

そして、今朝は、それまでと様子が違って、

自ら着替えたり、「顔を洗わなきゃ」と

顔を洗ったり、髪も梳かしたり、

ここしばらく見ていなかった行動をしていました。

 

笑いの力って大事

 

 

●「泣く」ことの大切さ

 

ただ、免疫力を上げるには、

「笑う」だけじゃなく

実は「泣く」ことももっと大事、と言われます。

 

つまりは、ネガティブとされる感情こそ

溜めておかずに出すことが大事、

ということです。

 

ネガティブな思いは毒のようなもので、

それをずっと体の中に持っておくと、

いつしか毒が体に回るように、

やがて自分を病気にしてしまう、

私はそう思っています。

 

だから、ネガティブな思いは、

適切な形で出したほうがいい、と思います。

 

 

●感情の出し方

 

適切に外に出すというのは、

たとえば、誰かに対する怒りを

その相手にぶつけるとか、怒鳴るとか、

という意味ではありません。

 

自分がどう感じているのか、

それを言葉にしてみる、ということ。

文字に書いてもいいし、

誰かに聞いてもらってもいい。

 

そうすると、自分の感情を

自分の手のひらに載せるように、

客観的に見ることができ、

だからこそ、ハンドリングできるようになる。

そう思います。

 

 

●感情の入れ物はひとつ

 

そもそも、感情というのは、

喜怒哀楽などと言われますが、

好ましい、ポジティブと言われる

「喜び」「楽しさ」なども

好ましくないとされ、ネガティブと言われる

「怒り」「哀しみ」なども

心の中では一つの入れ物に入っているのです。

 

だから、ポジティブな感情だけ動かして、

ネガティブな感情は動かないようにする、

ということはできないのです。

ネガティブな感情だけに

蓋をしようとしていると、

結局、ポジティブな感情にも蓋をすることになり、

それを続けていると、

「感じる」こと自体のスイッチを切る、

ということになっていき、

無感動、無関心、無気力になっていきます。

 

「何をしたいかわからない」

と言っている人は、

自分のネガティブ感情を抑えようとして、

感情全体のスイッチをオフにする

訓練をしてきたしまった人かもしれません。

 

 

……と話が広がりましたが、

健康のためには、ネガティブ感情も適切に出す、

ということを恐れないでね、

泣きたい時は涙を流そう、

というお話でした。

 

 

皆様くれぐれもご自愛ください。

 

 

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