新しい年。
新しい手帳に、決まって書くことがあります。
それは、その年の目標。
今年も三が日の間に考えたり、
マインドマップ的なものを書いたりしつつ、
まとめて、決めたものがありますが、
改めてそれを眺めてみて、気づいたことがあります。
それは、 自分の決め方が、
とても不完全だったなあ、ということです。
「目標」と思っていたものは、
ただのキャッチコピーに過ぎなかったと思うのです。
目標を設定するには、次のように
3つのポイントがあると思います。
ポイント その1:どうなりたいか、ビジョンを持つ
これは、別の言い方をすると、
「最終形のイメージを描く」ということです。
旅にたとえるならば、
その旅で何を手に入れたいのか、
旅を終えたら自分はどうなっていたいのか、
それを考えるということです。
イメージというのはとても強力で、
それがあると、顕在意識のみならず、
潜在意識も、そのイメージを求めて、
それを実現しようとして働くと言われます。
また、イメージが描けるということは、
かなり明確にありたい姿を思い描けている、
ということにもなります。
ですから、ともかくも、それだけをいつも思い描ければ、
そこまでのプロセスを事細かに決められなくとも、
自然とそれを実現する方向に行くと言われます。
ポイント その2:何ができたら、それを実現したことになるのか、
具体的な目標を設定する
イメージが大事、なのですが、
イメージを言葉化することもまた大事です。
これは、言い換えると、
自分が目指す、ありたい状態は、
どうなったらそれが実現したと言えるのか、
誰が見てもそれが実現したかどうかがわかるように、
言葉としても明確にしておく、ということです。
言葉として明確にする、というのは、
たとえば、いつ、どれくらい、何を達成すればいいのか、
ということを決めることでもあります。
この部分が「目標」を決めるということ。
「目標」は、「めじるし」でもあります。
抽象的でなく、具体的で目に見えること。
イメージは自分の頭にしかありませんが、
言葉にしたり、あるいは実際に絵に描いて、
目に見えて、人にもわかるものにすること。
旅でたとえるなら、どこに行くのか、
目的地を決めるということです。
たとえば、「パリに行く」と言えば、
その人がしようとしていることは誰にでもわかりますし、
パリに行ったのかどうかも、明らかにわかります。
実際に達成できたかどうか、はっきりできた方が気持ちがいいですし、
自分の潜在意識も納得感を持てますね。
ポイント その3: 目標達成のために、何をするか決める
ポイント1で、ビジョンが描ければ、プロセスは決めなくてもいい、
と書きましたが、
それは、「決められないのなら」決めなくてもいい、ということ。
そのプロセスが描けるならば、描くに越したことはありません。
ただ、それに固執しすぎない、
流れに身をまかせる、ということも大切、という条件つきです。
で、ビジョンと目標が決まったら、
やはり、その達成のために何をするのか、
という具体的にやることも、
一応は決めるわけです。
そうしないと、今日から、明日から、
何をしていいかわからない、
ということになります。
旅にたとえると、コースを決めたり、
チケットの手配をしたりする、ということです。
・・・さて、
私自身、何が不完全だったのか、を書こうと思いましたが、
長くなったので、続きはまた明日に。。。