先日、電車の広告で
「……のやさしさをカタチに」というコピーを見て、
頭の中に「?」がわきました。
要は、エレベーターの段差をなくしたとか、
さわってわかる案内図を導入した、
ということを伝えているのですが、
それって「やさしさ」なんだろうか……?
もちろん、そのこと自体は
歓迎すべき、喜ばしいことだと思います。
でも。
それって、「プラスしました」という話というより、
「マイナスをゼロにしました」っていうこと
なんじゃないかな、と、
そんなふうに思う自分がいました。
きっと、
「あたりまえをカタチにしました」とは、
書けなかったんだ、
とは思います。
なぜなら、
これまでが、あたりまえじゃなかった、
っていうことを認めることになるから。
べつに、批判したいわけじゃないんです。
ただ、
どこを、
誰を、
基準にしているのか。
どこに、
誰の、
視点があるのか。
どこからどこに、
誰から誰に、
伝えているのか。
伝える時には、
そんなことを意識することが
とても大事なんだなあ、って考える
貴重な機会となりました。
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