「風速の美穂の浦みの白つつじ見れども寂しなき人思へば」
河辺宮人(生没年不詳)
「行く春や水に雨ふる信濃川」
会津八朔郎は 新潟出身である 会津八一(1881-1956)の俳号。
写真は、関越自動車道 越後川口サービスエリアの展望台から 信濃川を撮影(2012年5月)。
「なごの海の霞のまよりながむれば入る日を洗ふ沖つ白波」
後徳大寺左大臣は 徳大寺実定(1139-1192)のこと。
写真は、新潟県瀬波海岸で。
日本海に太陽が ジュジュジュジューっ! と沈んでいった。
いっとき、海の水が沸騰した。 ウソです。
*主な参考資料
新潮社『新潮日本古典集成』
中央公論社『地名俳句歳時記』
著作・制作 KY企画