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香淳皇后(昭和天皇妃)の還暦を記念して、音楽好きの妃に、建てられた音楽堂で,1966(昭和41年)に完成しました。香淳皇后のお印の「桃」にちなんで命名されました。お印が桃なのは、御誕生日が三月なので、桃の節句にも、ゆらいしています。八角形の建物で、屋根は、テッセンの花弁を形どっていて、八つある壁面は、日月星・衣食住・風水火・春夏秋冬・鶴亀・雪月花・楽の音・松竹梅と、イメージした図形を、陶片で描かれています。全体として日本女性の優雅でおおらかな理想像をえがき出したものと言われています。屋根の上には鬼瓦の代わりとして金色の雛人形が飾られています。