#皇居一周~日本が米国にサクラを送って101年と3日め~の記念日~靖国神社でお花見してきました

2013-03-31 00:20:22 | Weblog


「ここ1、2年は、泣けて、泣けてしょうがないんだ~」とは、先日会った、国をまたいでお仕事されてる様な、勇猛果敢な壮年の男性の言葉~です。本当に私も、そんな感じで被災地の映像に涙・・。そして、少し回復したと聞いては涙。あまりにきれいなサクラを見ても、きれいだなぁと涙。きっと震災から二年くらいじゃ、日本の喪が明けないのかも知れません。

 101年前の、1912年3月27日、東京市長だった、尾崎行雄氏から、米国ワシントンに向けて、平和を誓ってのサクラの苗木が送られました 第一次世界大戦の惨状を、視察したあとの事です。そして、今年は、イラク戦争から10年め~。

 私が、靖国神社のサクラに、出会ったのは、2005年ころでした。私も大切なモノを全て失って茫然自失してた時だったので、美しいサクラを見ても何も感じず、モノクロームの静止画のようでした。きっと、被災地の方々の心象風景もこんな感じかも知れません。
 靖国神社のサクラって、結構キツいサクラなの知ってますか?ひとつはキツキツに植えてあるせいですが、ひとつひとつのサクラが、第二次世界大戦で殉死された方を思って献木されたサクラで、○○野戦病院とか、○○陸軍隊とか札が掛かってるのです。そこから、68年たって、また、キナ臭い国が出てきてて、どうして? 100年たっても、10年たっても、ヒト同士が殺し合うコトが終わらないのでしょう。震災後2年で、あんなに沢山の死者や失った家屋を見せられるたび、また無駄に、人が人の命を殺し合おうとしてる、愚行が悲しい~。

 ここ10~12年で”純粋”って言葉と、”正義”って言葉が、大嫌いになりました。前は嫌いでもなかったんですが、こんなに、価値観ががらがら変わる時代に、他の国や他の集団の価値観も考えず、自国だけの価値観を、つきつけ、他国を壊し続ける行為はおぞましい~。

 日本だって、第二次世界大戦には、日本が正義と洗脳された、純粋な若者が他国の人々を殺し続けた訳ですから~、純粋な子どものいじめほど残虐なものはありません。あの時代に、ぎりぎりではなく、ちょっと俯瞰して、ちょっと立場を変えて見られる大人の視線があったならばって思います~。それは、今も同じです。本当に大変な時代だけど~、思考停止したまま、小さな回りだけの価値観にこり固まって、純粋に人を傷つけ続ける行為は、はだかの王様のよう~。何年か俯瞰してみて、うちらの世代が、馬鹿だったよね~って、未来の人に指摘されない様にしなくては~って思います~。

哀しみも、嬉しさも、抱きしめて、お花見してくださいね~ソメイヨシノが終わっても、皇居一周は、遅咲きのサクラが咲き始めるし~、4月中旬までは、お花見できますよ~皇居一周おさんぽガイドも懐に抱きしめてくださると便利です~

最新の画像もっと見る