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このイチョウは、日比谷公園開設までは、日比谷見附(現在の日比谷交差点脇)にあったものです。明治32(1899)年頃、道路拡張の為、この大イチョウが伐採されようとしているのを見て驚いた、日比谷公園生みの親、本多静六博士が東京市参事会の星亨議長に面会を求め、博士の進言により移植されました。移植不可能とれていたものを、博士が「首をかけても移植させる」と言って実行された木なので、首かけイチョウとの呼び名があります。今、その木は、日比谷公園の中央、レストラン松本楼わきに。どっしり根付いております。推定樹齢(400才)