九段下~坂をころがって、牛が落ちた~

2008-11-09 00:25:10 | Weblog
九段下っていうと、東京都内近県の方なら、まよわず、春の「千鳥が淵」~の桜三昧を思い出す事でしょう。お堀に、桜が幾重にも咲いて、映って、これほどの景色は、世界広し~と言えども、そうそうあるものでは、ありません~。ただ、桜の時期は、人をかきわけ~覚悟で、来てくださいね~。さて、そのすぐ手前、田安門をはさんだ向かい側の、牛が淵は、同じ位の桜がさいて~実はお花見の穴場なのです~。はてさて、なぜ、ここが、牛が淵って名前なのかってのは、諸説ありますが、昔の運輸は、水路の他に、馬車、牛車って方法がありまして、城下の九段には、牛馬を、取り扱う業者が、多くあったので、そういう名前だったらしいです。それよりも有力で笑えるのが、九段の坂を荷物を運んで来た牛車が、急な下り坂に、耐えられず、江戸城に入る前に、落っこちてしまう事が多かったららしいって事。う~ん、自分も経験あるのですが、重い荷物を登り坂を運んで来て、いきなり下り坂になって、一旦、ゆるんで、そのあと、加速度がついて、ひきづられる力には、勝てませんよね~。せっかく、日本全国から、江戸に運んで来た荷物が、牛とともに、落ちてたのかな~。そりゃ、牛を責められませんが、あまりにシュールな出来事に、笑ってしまいます~。ちなみに、淵とは、人工的に作られた、水路の事です~。

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