10_8_26 安藤広重、一世一代「広重名所江戸百景」の本がでました~

2010-08-26 21:01:25 | Weblog
安藤広重は、東京千代田区丸の内二丁目、今の 明治生命館あたり~の出身で、火消同心の生まれです。「江戸百景」は、広重にとっても、最後の江戸時代の風景を写し取った事でも、一世一代の作品集です~! その頃、日本に輸入された、ベロ藍(ベルリンブルー)を使い、運河と空の美しい街の江戸の風景を、そして江戸の人々、空気感、風情、自然感を~、えがきました。広重は、ほぼ描き終えた頃、海外からやってきたペストで亡くなったのですが、その絵画は、日本の開国と共に、瀬戸物の包み紙として、海外に流出!_海外の人々は、その大胆な構図と自然描写の美しさに圧倒され、ヒロシゲブルーと、賞賛したのです! ゴッホもモネもマネも真似をした事で有名ですが・・。それは、ヨーロッパ美術界を、その前400年間のキリスト教の絵をかかなきゃならないという神話から解放し、新しい風景画の始まりを導いた絵でもあったのです。まさに一世一代の運命の画集~なのですって。日本人なら誇りにしたいものです~。 そ~んな、広重の事、いろいろな事を教えてくださった、望月義也さんは、この本の筆者でもあり、江戸百景の持主でもあります。この本は、浮世絵の部分の絵は全部カラーだし、江戸百景全集が載っていて、この値段は安いです。英文説明もついてるので、海外の人へのプレゼントにもいいかもです。「広重名所江戸百景」 望月義也 編  合同出版刊
「皇居一周おさんぽガイド」にも 47Pに少しだけ紹介~。

最新の画像もっと見る